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スプリガンズデッキについて

※全文無料です。

どうも、ほのです。

今回は太陽csで3位を取ったスプリガンズデッキについて書こうと思います。とはいえ参加チームも少なく、csに持ち込んだのが初めてだったので紹介というよりは私が使用している時の思考を言語化し、練度を高める事を主の目的としています。その中で副次的にスプリガンズデッキが何をするのか知らない方や、使いたいけどどう回せば良いのか分からない方の為になれば良いなと思います。


それでは

1.概要

スプリガンズデッキは場魔法である<大砂海ゴールド・ゴルゴンダ>+そのコストになるスプリガンズネームによる”2枚初動のミッドレンジ”です。この時点で大半の方は事故率が高そうという印象を受けると思います。実際明確な1枚初動はこのデッキに存在しないので安定感に不安はあると思います。

ですが、場魔法に触れる札はメインデッキ内で9枚、そのコストになるネームは18枚で、更に場魔法無しでも動けるキット+機械族や気炎+機械族+レベル4等組み合わせとしての要求値は低く事故率は想像よりも低くなっています。実際に使用した太陽csではゴルゴンダを使わずにメリーメイカーを出すハンドが1回、それ以外はゴルゴンダになれる札+コストになれる札と引くことができ、完全に動けないという事はありませんでした。

回し方の詳細は後述しますが、1例としてこんなハンドから

こんな感じの盤面を作ります。

プレマはラブライブ1番の推しの嵐千砂都です。星空凛推しで揺らぐ事無いと思っていたら超えてきました。ラブライブしか勝たん


2.構築

冒頭のツイートのURLを見れば分かりますが、現在使用している構築です。

汎用札や環境に応じて変化するサイドデッキ等は省略し、スプリガンズネームを中心に書いていきます。(実際サイドはこの記事を書き始めてから今まで何回も変わっていますしね)

1.スプリガンズロッキー2枚

後述するブラザーズと共に中盤のリソースにします。回収効果はブラザーズを回収し、そのブラザーズをコストにゴルゴンダの効果を発動、ブラザーズでロッキー蘇生とする事でこの2枚がゴルゴンダを仲介として循環させたり、アーゼウスに流されたゴルゴンダの回収や気炎の見せるモンスターの回収等様々な面で活躍してくれます。全てのケースで回っている前提の効果で且つモンスターの総数を抑えたかったので2枚にしました。

2.スプリガンズブラザーズ2枚

気炎やゴルゴンダ、ウォッチで落とした時に盤面+1出来るモンスターです。先程のようにロッキーと共に循環させたり先攻展開で場にレベル4を追加してランク4を作る事が可能です。今回は2枚の採用ですが、ロッキーで回収して何度も使える点を考慮して1枚のみでも良いと思っているので今後の構築次第だと思います。

3.スプリガンズバンガー2枚

墓地効果によるサーチでネーム全てに触る事が可能で先攻展開用と3ターン目用の2枚の採用です。ゴルゴンダのコストがモンスターの時にメリーメイカーでバンガーを落とし、”チャンピオン”を出す前に効果を使って先にうららを吐かせたり、”チャンピオン”にしぐれを打たれても貫通出来るようにしたりと誘発への耐性をあげてくれ
ます。

4.スプリガンズ”キャプテン”サルガス1枚  

スプリンドからの特殊召喚先でメインギミックで出せる妨害です。相手ターンにしか機能しないので返しではリンク値や素材に入れたり、キル取りきれなかった場合は相手ターンにタリホー!からssして蓋として使います。それ以外の役割は無いのでss先として1枚のみです。

5.スプリガンズキット2枚

スプリガンズ名称で唯一ゴルゴンダ無しでメリーメイカーになれるモンスターです。やり方はキット召喚し気炎サーチ、気炎で機械族見せてスプリンド落としてキットサーチ、ss効果発動して場のキット×2でメリーメイカーです。当初は3枚採用していましたが、キットが獣族である都合上キット×2のハンドで気炎で見せることが出来ず、メリーメイカーになれない事があったので2枚に減らし減らした枠に後述するタリホー!3枚目を採用しました。ブラザーズをウォッチ等で落としてロッキーssし、キット回収からキットss効果でゴルゴンダや召喚権を使わずにランク4orリンク2と進行出来るので3ターン目のライフを詰める際によく使うので覚えておくとよいです。


6.セリオンズキングレギュラス1枚

主にタリホー!素引き時にチャンピオンからサーチして妨害を追加します。当初は素引きしたいと思っていたので複数枚採用していましたが、素引きしたとしても墓地に機械がおちるタイミングがメリーメイカーが通った後とタイミングが少し遅い為、メリーメイカーにハゥフニスやティアラクシャをチェーンされ結局通ってしまうので間に合うか怪しいと考え、サーチ札の1つの選択肢として1枚のみの採用にしました。プランによっては複数枚採用やセリオンズリングの追加等考えられるところだと思います。後引きした際はスプリンドを装備対象にしてリソースにする事も可能です。

7.アーティファクトデスサイズ1枚

ダグザからセットし竜巻竜or”チャンピオン”で破壊してエクストラロックを狙います。初めはサイドでしたが、メイン戦先攻の勝率が無視できないレベルで変わってきた事やエクストラのダグザをメイン戦から有効活用したいと考えメインに採用しました。

8.スプリガンズウォッチ3枚

ゴルゴンダサーチ兼スプリガンズをサーチ&おろまいという超パワカ。3積み確定です。

9.スプリガンズブーティー3枚

前半の効果はほとんど(というか全く)使いません。後半の効果にあるようにゴルゴンダを置くカードです。ブーティーを重ね引きをしても片方でゴルゴンダを置き、残った方をゴルゴンダの手札コストにすることで動く事が可能なので減らす理由は無いと思います。

10.タリホー!スプリガンズ3枚

フォトンハイパーノヴァで出た新規です。単純なサーチだけでなく擬似的なソルチャまでしてくれるパワカです。とはいえエクシーズ体が居ないとただのサーチ札になり、ウォッチと違ってゴルゴンダになれないという点、展開に絡める際は”チャンピオン”からサーチしてからでも間に合う点や墓地効果で回収が可能である事からここの枚数は減らしても良いと思っています。今回は”チャンピオン”に対するしぐれをタリホー!素引きでカバーしようと思ったのと、タリホー!+機械族でゴルゴンダ無しでメリーメイカーを成立させる事が出来る点を評価して3枚採用しました。

11.烙印の気炎1枚

機械族を見せてスプリンドを落としキットをサーチします。キットのサーチ先として1枚です。複数枚採用して初動の1つに加算しようとは考えましたが、気炎スタートの場合気炎+機械族+レベル4のようなハンドでないと動けないので狙って初動にするのではなく、展開の途中で絡めるカードとしての採用で十分だと思います。

12.大砂海ゴールドゴルゴンダ2枚

このデッキの核となる場魔法です。ランク4ギミックを厚めに採用していない限りほぼこのカード依存の展開になります。ですが、コストとしてスプリガンズネームを要求され、ゴルゴンダ自体がスプリガンズ名称を持っていない為、ゴルゴンダ被りで動けないケースが発生するので2枚の採用としています。ブーティーやウォッチのようにスプリガンズ名称で実質的なゴルゴンダになる方を3枚ずつ採用した方がパワーは高くなると思います。注意ですが、ゴルゴンダによる特殊召喚は蘇生制限を満たさないのでタリホー!による蘇生は出来ないので気をつけましょう。

13.スプリガンズメリーメイカー2枚

先攻展開用に1枚詰めにいく際に1枚の計2枚です。出た時のおろまい効果では主にバンガーを落としてリソース、ブラザーズを落としてリンク値を稼ぐ他ネームの種類を稼いで素材の確保等状況に応じて落とすカードを変えて盤面を形成します。

14.スプリガンズシップエクスブロウラー1枚

主に後攻時に特殊召喚し、自身の効果で相手の盤面を触っていきます。効果処理が特殊で例えば

画像のように素材1枚で真ん中の伏せを対象として発動したとします。この時、効果処理で破壊できるカード範囲は

黄色の丸で示した箇所のどこか1枚を破壊することになります。別に対象とった場所を必ず破壊しようとしている訳ではありません。なので対象取られた場所のみをチェーンで発動しても他の部分が破壊されることになります。

他にも何もカードが無いゾーンを指定する事も可能で、カード2枚を真ん中と端のように1つ離して置かれた場合は、真ん中の何も無いゾーンを対象に取る事で2枚どちらも破壊可能となります。特に罠対面の後手の捲り等で重宝します。1回使用すれば十分なので1枚の採用です。

15.ギガンティック”チャンピオン”サルガス2枚

タリホー!と同じくフォトンハイパーノヴァで出た新規です。サーチ効果、除去効果どちらも強く、サーチ効果は主にタリホー!をサーチしますがレギュラスもサーチ範囲に入っているのでタリホー!素引き時にはそちらを持ってきたり状況に応じて対応する札を持ってくることが可能です。除去効果のトリガーとなる素材が剥がれた時というのは自身だけでなく横にいるエクシーズ体、更には相手のエクシーズモンスターが素材を剥がした場合でも反応します。破壊かバウンスと選択肢があることでティアラメンツのような破壊による除去が効きにくい相手に対しても対応する事が可能です。
除去対象は自分のカードでも良いので、タリホー!で出した機械族スプリガンズをバウンスし気炎のコストにしたり、ダグザでセットしたロンギヌスや三戦の号でセットした三戦の才のような通常魔法を手札に返して発動したりとトリッキーな使い方も出来ます。スプリガンズネームを持っていないのでメインモンスターの素材に入る効果を使えないのは注意しましょう。

3.不採用にしたカード、採用候補に上がったカード

今回の構築では入っていませんが採用圏内に上がったカードを上げていきます。

1.円盤闘技場セリオンズリング、盆回し

ゴルゴンダとの兼ね合いからリングと盆回しを入れて初動のゴルゴンダ部分を増やそうと考えましたが、ゴルゴンダの供給は既に出来ており、残りの枠に誘発をできるだけ多く採用したかったので不採用としました。

2.惑星探査車

こちらもゴルゴンダを持ってくる札です。召喚権をそもそも使わない事が多く、車1枚しか持ってい無い時はセリオンズリングを持ってきてレギュラス1妨害を必ず立てることが出来ますが、ゴルゴンダ側にはなれるがコスト側にはなれないと噛み合い部分があると感じ不採用としました。

3.ダイノルフィア出張

召喚権をほとんど使わないのでそれをテリジアに渡しレクスタームを妨害として追加しようとしましたが、エクストラの自由枠になれるのがキトカロスとクルヌギアスの2枠程しか無いので残り2枠を無理やり開けた時にスプリガンズのみでライフを詰める際に支障をきたす可能性が出たので不採用としました。他にも召喚権を何かの出張ギミックに渡す先は色々考えましたが、結果全て不採用とし誘発を多く採用しました。
考えた出張ギミックは探査車、ダイノルフィア以外にもクシャトリラ、呪眼、召喚獣、イシズ、ガジェット、神巫+バロネス、デビフラ+ナチュルエクストリオです。

4.金満で謙虚な壺

当初は採用していましたが、現在の構築で2枚初動の組み合わせを引き込める確率を考えた時に壺無しでも支障は無いと判断しました。実際、入れて調整した際に飛ばせる札がキトカロス、クルヌギアス、竜巻竜の3枚しかなく6飛ばしがキツいのでピン採用でも十分だと思います。


大体この辺りでしょうか。他にも〇〇は候補に入るか?等の質問はここにお願いします。


4.使用する上でのポイント

スプリガンズデッキを使用する上で覚えておくと良い事を箇条書きでざっと並べていきます

・ウォッチのパワーが最大限に発揮するのはロッキー墓地ブラザーズ手札でそこから気炎をブラザーズ見せて打つとロッキーが場に出てきてブラザーズ回収、そのブラザーズが返しのターンゴルゴンダと併せてライフを詰めるのに貢献する。
・メリーメイカーで落とす優先度はバンガー>ロッキー>ブラザーズ
・素材に入る効果は先攻展開ならチャンピオンへの誘発貫通が見込めるなら墓地にあるネーム全て、難しいなら1枚のみ
・バンガーの効果は殆どのケースでタリホー!後だが、ゴルゴンダのコストがモンスターの場合はメリーメイカーの処理後にするとうららを貰ってくれる為チャンピオンが通りやすくなる。
・ロッキーの回収は大体がブラザーズだが、手札にレベル4があるならキット回収して全て返されてもレベル4召喚+キットssで動けるようにする
・バンガーは先攻展開が終わった段階で墓地に1枚ある状態にして返しバンガーのサーチ効果から入れるようにしておくと良い。環境的にリソースを多く残していると盤面の出力が弱くなり簡単にキル取られてしまう為、バンガーor上記の4×2の残し方のどちらかはしておいて残りは前盤面の出力に使う。
・ゴルゴンダ自体は1枚だけ出力出来れば良いので手札にゴルゴンダを持って来れる札が複数枚ある時はテラフォーミングのようなスプリガンズ名称の無いものをゴルゴンダに変えてネーム持ちはコストの方に回す。
・ライフを詰める際、アクセス+”チャンピオン”で8100だが、アクセスまでいかなくても”チャンピオン”+キット×2+ロッキーで8000取れ、残ってもメリーメイカー組んでブラザーズ落としてレベル4蘇生して深淵で蓋出来る。メイン戦であれば、デスサイズが入ったままなのでワンキルを逃してもデスサイズ”チャンピオン””キャプテン”という盤面で蓋できるようにする。他にもゴルゴンダ含めて”チャンピオン”+”キング”+メリーメイカー+ロッキーで8200でも出来、これの場合ゴルゴンダコストブラザーズとするだけで達成出来る。何も無い状態からのキルの取り方は展開例で後述する。
・ゴルゴンダ+ウォッチというハンドの時ゴルゴンダ発動→ウォッチ発動だが、うららを打たれた場合に他にスプリガンズネームが無いとそこで終わってしまうのでこの2枚があるからといって手なりでやってはいけない。時にはゴルゴンダコストウォッチで動く必要もある。
・デッキ内のモンスターと魔法のバランス等は、スプリガンズモンスターは10枚以内に抑える。但し、7枚以下にする場合はその分金謙や探査車等を補填すべき。スプリガンズ名称持ちの魔法は基本フル投入。確率計算サイトでゴルゴンダになる札とコストになれるネームを引ける確率を調べ70%を超えるようにする。残りの部分はゴルゴンダ無しでメリーメイカーを作れるハンドが来る組み合わせの通りと合わせると80%になる。

5.展開例

ここから幾つか展開例を上げていきます。同じ初手でも対面が何かによって分岐したりしますが、基本的にダグザ→マスカレーナ、深淵に潜むもの→マスカレーナ、竜巻竜辺りになると思ってください。基本”チャンピオン”に素材がない場合はランク4、ある場合は相手に合わせてマスカレーナも視野という感じです。キットの戻す手札は一応動画でやっていますが文字としては省略します。

1.ゴルゴンダ+魔法コスト
1番オーソドックスな展開です。魔法コストとモンスターコストの違いは”チャンピオン”成立前にバンガーのサーチ効果を使用して誘発の受けをよく出来るかどうかで最終盤面自体は変わりません。

2.ゴルゴンダ+ウォッチ
冒頭の画像の展開です。デスサイズは”キャプテン”の破壊効果処理後”チャンピオン”対象デスサイズで破壊して起動します。

3.ゴルゴンダ+ウォッチ誘発ケア
冒頭の初手から今度は誘発、特に”チャンピオン”へのしぐれケアを意識した展開です。今回はしぐれを貰わなかった場合でやっていますが、しぐれを貰ったら最終盤面にレギュラスがいなくなると思ってください。最後深淵を出していますが、竜巻竜でも構いません。マスカレーナの場合”キャプテン”の効果が使えなくなるだけでなく、”チャンピオン”の効果も使えなくなるので注意しましょう。

4.ウォッチでゴルゴンダサーチ
ここまでの展開はウォッチの強い方の効果を使用する事が前提なのでウォッチをゴルゴンダサーチのために使うと上の展開は出来ません。
この場合は、1でやったオーソドックスな展開でバンガーからウォッチをサーチしたところをブラザーズサーチにします。そして気炎でブラザーズを見せてそのまま墓地に送りキットを蘇生、キット2体で深淵(竜巻竜)と進行します。(それ以外は変わらないので動画は作りませんでした)

5.ゴルゴンダ+魔法コストで後手ワンキル
1のオーソドックスな初手でワンキルしてみます。妨害無い想定なので残り3枚は誘発と後手札で猿したと思ってください。ポイントはこの盤面で殴って何らかのカードでワンキルを逃しても3素材アーゼウスを作り相手ターンに”キャプテン”でアーゼウスから素材を1枚取ってカード破壊し”チャンピオン”でデスサイズ起動と進行出来るのでケアも出来ている点です。

ワンキル失敗してもこの盤面で蓋出来る

6.ウォッチでゴルゴンダをサーチしてワンキル
上記の展開でウォッチをサーチしたところをブラザーズにして気炎発動、ブラザーズで蘇生するのがキットになってキット+ダグザでユニコーン、キットss効果使ってキット+ユニコーンでアクセスでライフを取ります。5の展開とほとんど同じなので省略します。


6.サイドチェンジと各対面に目指す盤面

サイチェンは罠対面以外は抜くカードは固定されており、今回の構築だと
ブラザーズ1
デスサイズ1
タリホー!2
指名者3
の7枚を抜いていました。
ブラザーズはロッキーで回す事を意識すれば1枚で足りるカードなのでサイド後はout
タリホー!は他の魔法がスプリガンズにもゴルゴンダにもなれるのに対してスプリガンズにしかなれません。更に墓地から自身を回収する事が可能な事もあり、サイド後は”チャンピオン”からサーチする先としての1枚のみに抑えました。

・ティアラ対面
in→さくら3、コズミック2、皆既2
目指す盤面→マスカレーナ、”チャンピオン”、”キャプテン”、深淵

深淵の効果が通ったらやっとゲームスタートです。そっからでも簡単に負けれます。前盤面に並んだモンスターを2種サルガス+マスカレで処理して深淵を生存させ且つサリークを貰わないようにすれば何とかなります。とはいえこちらの除去最大3回、相手の手数はフェンリル、ティアクシャ、召喚権、シェイレーンと4つで1手足りず、更に言うと除去3回は相手が場にモンスターを不必要にプレイした時の噛み合いでしか起こらないので実質2回です。完全に相手のハンドの質お祈りなのでこのデッキが天下の内はこのデッキの使用は厳しいです。ゴルゴンダはルルカロスで無効にされるので後手は割り切りです。(どのデッキもそうなので当たり前ですが)

・クシャトリラ対面
in→ニビル2、パンクラ1、号1、羽根1、皆既2
目指す盤面→”チャンピオン”、”キャプテン”、マスカレーナ、ダグザデスサイズ、(タリホー!)

タリホー!に()が付いているのはあると優位にゲームを進められるからです。タリホー!でモンスターを1体でも良いので並べる事で出したスプリガンズ、マスカレーナ、ダグザ、相手モンスターでクルヌギアスを狙います。後手ではパライゾス無し且つアライズハートを何とか出来さえすれば(泡、皆既)5面封鎖されても捲る事は可能です。
今回は泡影でアライズを無効にしたとして、捲り方はゴルゴンダでエクストラにエクスブロウラーをss、エクスブロウラー打点2600でフェンリルを戦闘破壊、ゴルゴンダのコストや手札から素材を供給してアライズやその周りのモンスターを破壊。”チャンピオン”を乗せてタリホー!サーチから発動し、キットをサーチしつつ”チャンピオン”の効果でシャングリラをバウンス。キ
これで突破出来ます。あとはタリホー!で出したスプリガンズ達でリンク数を稼ぐor竜巻竜でバース等を割りながら返すという感じです。要求値がとても高く大体は誘発で止めて何とかして捲るケースの方が多いと思いますが、一応捲る手段があるだけマシだと思います。

・ラビュリンス対面

in→パンクラ1、号1、羽根1、コズミック2、宣告2
out→しぐれ3、デスサイズ1、泡3
目指す盤面→竜巻竜、”キャプテン”、”チャンピオン”、マスカレーナ、(レギュラス)
メインギミックとの噛み合いで竜巻竜が入っている為、そのまま有効打として使用できます。後手捲りはエクスブロウラーの破壊効果や素材に入る効果→複数回使用出来るアーゼウス等で罠を踏んでいきます。ゴルゴンダがパニッシュメントから落ちるヌトスや入れてる人なら現世離レ等で狙われやすいのでロッキーの回収効果は手なりでブラザーズに使ったり早めにプレイしないようにしましょう。上2デッキよりは戦いやすいので何回か調整すれば慣れると思います。

7.検討していた型の構築

不採用にしたカードの欄で様々なプランを上げましたが、それらをやった場合どのような構築になるか幾つかあげようと思います。あくまでも1例なのでそんなんもあるんだくらいで大丈夫です。

どうしても純クシャトリラの劣化で終わってしまう。クシャ側が単体性能の高いカードが多いのでゴルゴンダ+コストが揃うまでの誤魔化しとしては1番強い
安定感はあるが、エクストラの対応力が低くなる為3ターン目以降がキツい
エクストラの圧迫がキツくて辞めた型。とはいえレクスタームの制圧力高いので個人的に混ぜるなら1番有力候補だと思っています。
デビフラ召喚からエクストリオを作りエルフで対象耐性を付ける型。ティアラにあまり強いとはいえず要求値の割には突破されやすかった。
コンパクトにカウンター罠を構えられ、盆回しを使いやすい。サリエルを場に残す必要があるのでランク4の素材に出来ないのが支障をきたす可能性がある。
型というよりはゴルゴンダに依存しないようにした構築。結局初動枚数や要求値は現在の構築とさほど変わらないのでわざわざ入れる必要は無いと感じました。安定感にどうしても不安が残るならありだと思います。ガジェットへの泡が重いのでこの型ならリング盆回しは必須です。

8.最後に

今期はティアラが圧倒的過ぎて他デッキの立ち位置がありませんでしたが、来期はそれが少しでも緩めばスプリガンズも良いところまで食い込めると思っているのでそのような環境が来て欲しいです。思考を言語化すると一言で言ってもとても難しかったので意味不明な文があるかもしれませんがその時は言ってもらえればと思います。


それでは、また


9.(追記)2023.1月環境での構築

先日の制限改訂によりティアラメンツとクシャトリラが環境から退き、新たに鉄獣やリチュア等様々なデッキが台頭してきました。メタカード等含め新環境での構築はかなり変化しました。その中で現在暫定ではありますがこのような構築を考えました。

採用理由等は前回から変わった点に絞って書きます。

1.スプリガンズブラザーズ×1

後述するレギュラスギミックを増やした都合で減らしました。前述した通りこのカードは別に1枚で足ります。

2.レギュラス×2、セリオンズリング×1、盆回し×1

前回の構築でレギュラスを1枚のみにしていた理由が、レギュラスが最速で出せるタイミングがメリーメイカーの処理後なのでハゥフニスやティアラクシャを発動するタイミングを相手に作ってしまい、レギュラスがどうやっても間に合わないのが理由でした。が、それが消えた以上簡単に誘発や拮抗等をケア出来るレギュラスを減らしたままにしておく理由は無いと思い複数枚採用に至りました。ですが、ただ複数枚採用してもあまり強くないのでレギュラスをサーチ可能なセリオンズリング、そして場魔法である事から盆回しまで採用しました。特に盆回しは泡影や拮抗のケアだけでなく、神碑に対して実質的なサイクロンになり積極的に採用したいカードだと感じました。

3.星守の騎士プトレマイオス×1、星輝士セイクリッド・ダイヤ×1、セイクリッド・プレアデス×1

今回の改訂で帰ってきたセットです。前回この枠は深淵でしたが、対面不明で出す深淵の弱さやそもそも深淵が直撃するデッキが上位から退いた為、それ以外から探す必要が有りました。元々入れていた竜巻竜を出しても良いのですが、リチュアのようなデスサイズに寄せる=勝ちにならないデッキが存在するため微妙。マスカレーナを作る時に”チャンピオン”に素材が入って居ないといけないが、ブラザーズを減らした都合少しではありますがそれが出来る確率は下がっている。それで考えた結果、プトレマイオスを選択しました。
プトレから出す先としての候補はプレアデスとヴィマナの2択だと思います。素材の供給等デッキとして合っているのはヴィマナですが、環境的に合っているのはプレアデスだと思っています。実際に環境上位のデッキ相手に対して使ってみましたが、ヴィマナよりもプレアデスの方が感触は良かったです。

誘発の部分に関してはまだ環境初期なのもあり、これから色々変わっていくと思います。コズミック、ドロールあたりは常に入ってそうだなとは思います。

少量ではありますが、これくらいにしておきます。


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