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コロナワクチンについて…とても個人的な話し。(体験談的な)

ことの始まりは六月の後半。

コロナワクチン接種を希望する人は、職場で申し込みできます、と連絡がきた。

迷う…。
というか、個人的には全然希望しない。
でも、接種しないのも、職場的にはちょっと厳しいよね…。

いや、でも。
予防接種、したくない。怖い。

言葉にすると全然説得力がないけれど↓

1、
我が子が予防接種の副反応で腕がぱんぱんに腫れたり、熱を出したことも何度かあり、恐らく副反応だっただろうと思われる激しい嘔吐(夜始まり、朝まで吐き続ける)も一度経験していて、とにかく怖い。

2、
わたしは、昭和の終わり頃、当時学校で行われていたインフルエンザの集団予防接種を、なんだかんだと理由をつけては拒否していたような子どもだった。
痛いのは怖い。
予防接種で具合悪くなるのも嫌だ。(私は具合悪くなったこと無いけど)


というわけで、大した理由ではないけれど、もともと予防接種は嫌だ、出来るなら避けたいというところからのスタート。

今まで子どもの定期予防接種について、出来れば避けたいと言うと変な人扱いされてきた。

今回のコロナワクチンについては、嫌だ、怖い、と言うこと自体は受け入れられているようで、ホッとした。

職場でも、受けません、という人がわりといる。

ただ、私の場合は、実家の両親からの圧力や、職場で拒否した後に感染した場合の居づらさなど、色々総合して、わずかに『受ける』が勝ったので、恐る恐る申し込むことにした。

申し込んだすぐ後で、ワクチン不足のために職場の集団接種の受付を中止するというニュースが出始め、私は、このまま打たずに済むかもしれないと、少し期待していた。

ワクチンの有効性や、安全性は目に見えない。

不安だ、怖い、と個人的に感じることは許して欲しいな。


そこからさらに数日たち。

朝出勤すると、封筒を渡され、翌日接種するように伝えられた。

…え、明日ですか!?

あまりの急な展開に、驚きつつ、ビビリな私の場合、あなたは2ヶ月後ですよ、、、などと言われるよりは逆によかったのかも知れないと、自分を落ち着かせる。

そして今日がその当日。

嫌だよー、怖いよー、と大騒ぎしてから、指定された近所のクリニックへ向かう。

多少寝不足なのもあり、副反応出ちゃうんじゃないの?息できなくなったらどうしよう、気持ち悪くなったら嫌だなー、と妄想しながら待機。
指定された時間より20分ほど待ってから診察室へ呼ばれる。

かかりつけ医ではないが、気さくに話が出来る先生で、少し気持ちが楽になった。

私 
よく頭が痛くなるんですけど、頭が痛くなったらいつも飲んでる薬を飲んで良いですか?
(緊張型頭痛と偏頭痛のどちらか、1か月から2か月に1度程度)

先生
すぐおさまるから飲まなくていいです!(キッパリ)
あなたねー、スマホ使うでしょう?スマホするとねー、頭痛がでるんですよー!
(本をペラペラめくる)
ホラ!緊張型頭痛の人が、痛み止め飲むと悪化するって書いてあるでしょ!安易に飲まないで!


偏頭痛の時もあるんですが

先生
偏頭痛って、専門の先生に調べてもらわないと分からないんだよ?本当に偏頭痛なの?


脳神経外科?内科だったかな、(大きい病院で案内されるままに受診したため、うろ覚え)でも診てもらいました

先生
外科ではダメだよ!


あ、はい。分かりました。薬は飲みません
(苦笑)

という、微妙なやり取りを挟みつつ、

先生
打っていいのー?大丈夫??


あ、え、あの、息子が予防接種で熱が出やすくて…

先生
息子じゃなくて、あなたね!


あ、あ、はい、なので不安で、怖いんです

先生
あー、それはみんな同じ!みんな怖いよ!
打って良いんだね?


あ、ハイ…



というわけで、さんざん大騒ぎして、11時45分、ワクチン接種が終わった。


打ってもらった時は、軽くチクッとしたのみ。

15分、待合室で待機していると、何となく具合が悪くなりそうな気がしてくる。(学生時代に集会で立たされて倒れる時、倒れる前に具合が悪くなってくる、あの感じ。)
けれど、気がしただけで、もちこたえた。
怖がりすぎて具合悪くなる人もいます、というパンフレットを読みながら。笑

時間になると受付の方によばれ、大丈夫ですかーと尋ねられ、なんか打った所が熱いような気がするけど、と思いつつ、大丈夫でーす、と答え、何事もなく帰宅。

30分前とは違う自分になったような、不思議な気持ちになる。

帰宅後も何も症状はなく、案外何ともなかったなぁと拍子抜け。

打ったところの痛みもないし、肩が痛いのは元々の四十肩(1年くらいこじらせている)の痛みだろうし。

むしろ、なんかいつもより体調も気分も良いくらいだ!と、洗濯物を干したり食器を洗ったりして過ごしていた。

15時40分、ふと腕が痛み始めていることに気づく。上にあげると筋肉痛のような、四十肩のような(笑)、内側から、じわーん、ぎゅーっとした痛みが響く。

触っても痛くなく、腫れたり熱をもったりもしていない。

三男撮影↓

打ったがわの首の後ろが、肩こりみたいな感じで少し重だるい。

熱は朝と変わらず36.3℃。

散々妄想して、具合悪くなる気満々な私は、この週末はしっかり休むつもりだった。
たまたま土曜日に接種で、仕事を休まずに済んだのはラッキーだったなー、と。


ところが、元気マンマンな三男が、休むスキを与えてくれず、結局いつも通りの土曜日となった。

おしまい。

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