SFファンタジー(ダーク)創作メモ※フィクション

ダークファンタジー。フィクションです。
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白よ、黒のいうことをききなさい 光よ、影を受け入れなさい。かたくなに閉じた箱庭のなかで、外から地獄の門番が扉を叩いている。終末は近いのです。

目覚めたころ、世界は美しいものでなければならなかった。侵略への恐怖が差別を作り上げ、異端は突き落とされる。そうして突き落とされた者同士の重みでまた、新たな世界が創造された。

”力でわからせてやりゃいいんだよ。光は強いんだ。甘ったれた子供め!いつまで夢をみてやがる。”

誇りを失う代わりに絶対を手に入れた者たちは、自我を失う代わりに神を手に入れたのだ。
優越は堕落への一歩である。光は闇を踏みにじり、光の住処とした。

星は自ら光り輝くだけだ。光は闇の一部であり、闇も光の一部となっている。星は天を説かないが故に自然である。

灰色(中間点)を失った白と黒が残る。正義が悪を必要とするなら、悪もまた正義を必要とするだろう。知恵に侵された人はカオスのために直観を失った。だからこれらの物語は贋作でしかない。


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