ディミトリ感想
千穐楽までに、書きたかったが間に合わなかった…
無事に千穐楽まで公演できてよかった。
ムラ初日のときのざわつきを思い出した。
これはざわつく…!
そんな2本立てだった。とにかく、情緒が忙しい。(笑)
まずはディミトリから。
今回観て、ことちゃん(礼真琴さん)は、受身の役の方が合うんだなという発見を得た。
時代や世界を自ら切り開いていくよりも、自己犠牲していくほうがしっくりきた。
宝塚作品で、主演がそういうタイプなことがあまりないようなイメージだけど…
今回も珍しいタイプの作品だなと思う。
あとこの作品、ひっとん(舞空瞳さん)の演技に支えられている。
ひっとんに頼りすぎなのでは…!?でも出来ちゃってるひっとんやっぱすごい〜〜 という気持ちになった。
※ひっとん大好きっ子
ラストシーンの「ルスダンって呼んで」が最高に泣けた。号泣。
あと、髪型も可愛かった…。三つ編み💕
ありちゃん(暁千星さん)、びっくりしちゃった。
こんなありちゃん知らない〜!ってなった。
(親戚のおばさんか?)
あんな渋い役も出来たのか君は…
ありすぎる忠誠心のために、ディミトリをひたすら追いつめるけど、
それも国を想ってのことなんだよね。いい役。
手下(?笑)たちと歌うディミトリ見張るぞソング(?)、なんか楽しそうで良い。
出番少ないのに印象的過ぎたミヘイル。
かりんちゃん(極美慎さん)の成長っぷりに驚き…
ミヘイルのさ…
ルスダンのスカートに手を伸ばすところ…
タイミングといい、手の伸ばし方といい、最高に色っぽかった。
なのに、ひどいよディミトリ…←
最近せおっち(瀬央ゆりあさん)熱が再燃してて、せおっちたくさん見ちゃった…🫣
我が君ジャラルッディーン様の包容力犯罪〜〜
あと、ディミトリに惚れた瞬間を目撃してしまって。それを見た私がジャラルッディーン様に惚れた。
最初からクライマックス(©モモタロス)だったギオルギ&バテシバ。
なぜ冒頭からこの2人が…?と思ったが、
最初にこの2人の話をいれることで、この2人とディミトリー&ルスダンを対比しながら観ることができて、ストーリーが盛り上がった印象。
“愛するからこそ離れた”者と“愛するからこそ側にいる”者…
宝塚ではこのあたり、描かれがちだけど、どちらも良い展開になるんだよな。。
冒頭の場面だけで印象づけたあかちゃん(綺城ひか理さん)とくらっち(有沙瞳さん)の演技力には脱帽。
生田先生の組み立て方が本当に私の心に刺さりまくっていて、特に、ディミトリとルスダンだけの秘密の思い出だった“足跡”を使った演出が憎い。
ルスダンに対して、ディミトリの裏切り(本当は違ったけど)を知らせたり、ラストシーンではディミトリはもういないことを痛感させたり(でも「ここでずっと見ているんだな」ということを観ている側に伝えてくる演出!)、、
そういうとこだぞー!?(※褒めてます)
男同士の関係性が強すぎて、腐女子としてもざわざわする。
(今回はディミトリとジャラルッディーンがメインだったが、妄想すれば他にももっといける←)
生田作品は観るたびにこうなるので、生田先生との相性がいいとしか考えられない。
いつもありがとうございます…
いやぁ良かったな〜と幕間にしみじみとしていたのだが、このあと遭遇するトンデモ事態(JAGUAR BEAT)によって、このしっとりしたものが一掃されるとは知る由もなかった。(笑)
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