意識なんか、高くなくてもいいやんか。
色々な活動に手を出していると
よく言われる言葉があります。
｢ほのかは、意識高い系だね！｣
･団体を2つ設立したこと
･noteで発信していること
きっと、入口はこの辺りでしょう。
でも、私はこの｢意識が高い｣という言葉が
ちょっぴり苦手です。
嬉しいけど、嬉しくないような。
何ともモヤモヤした気持ちに
なっちゃいます。
相手との間に
大きな溝ができる気がする、ような。
そんな感覚に襲われます。
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偏見を言います。
大学生は
･0から何かを生み出す人
･SNSで自分の活動をめっちゃ発信する人
･就活時期が早い人
こんな人のことを｢意識が高い｣と
言いがちです。
そして逆に、
･なんとなく日々を生きている人
･大学の授業+αをしていない人
･就活がギリギリな人
を｢意識が低い｣人と考えます。
あなた意識高いね！
はよく言うけど、
お前意識低いな！
はあんまり聞きません。
｢意識が低い｣を使うのは大抵、
自分のことを言う時です。
俺、意識低いからさ～
と。不思議だよね。
実は、中高生までは
｢頭がいい｣ という言葉が
｢意識が高い｣と似た役目を果たしていました。
クラスの委員長だったり
成績が学年1位だったり
そんな友達を見て
｢あの子は頭いいな～｣と
言っていたと思います。
｢頭がいい｣の｢いい｣は、
ぼんやりと曖昧な言葉です。
だからこそ、この言葉をかけられても
嫌だと感じる人は少ない。
goodとしての捉え方が
強いからだと思います。
しかし、大学生。
トライできることの幅が広がるので
他人の評価軸も｢勉強｣だけでは
なくなります。
そして、｢頭がいい｣が
｢意識が高い｣に変わった時
｢意識｣という、スーパー曖昧な概念に
高低が生まれました。
ついには
意識が高い=good
意識が低い=bad
という解釈が
自然と定着したんです。
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この長ーい偏見を前提にするならば、
意識なんか、高くなくていい
と私は思う。
なんとなく生きること
何が悪いんでしょう？
就活が遅いこと
何が悪いんでしょう？
朝起きて授業に行く。
バイトに行く。
家に帰ってきてYouTube。
寝落ちして気づいたらam5:00。
スマホの電源はゼロ。
こんなこと、私はしゅっちゅうです。
でも、不幸だとは感じません。
YouTubeで寝落ちなんて
最高じゃないですか。
+αがなくたって、
幸せを感じる瞬間は
たくさんあるんです。
まあ、強いていうなら
意識は広ければ広いほど、
人生の色どりが豊かになるとは思います。
夢中になれるものが今なくても
焦らなくていい。
1つのことに集中して極めるのも
超カッコイイ。
ただ、意識は広くあれ。
360° 世界をよーく見渡して
心から好きだと思えるものを
探し続けること。
こんな人がいるんだ。
私と違う考えだなあ。
どうしてなんだろう？
何が私にとって
幸せなんだろう？
発見し、問い続けること。
目的のものが
見つからなくてもいいんです。
探し、問い続けること
それ自体が
とっても素敵だと思うから。
どうか、
｢意識が高い｣のラベルで
溝を作らないで。
｢意識が低い｣のラベルで
自分を責めないで。
自分が好きだと思えることを
なんとなくやってりゃいいんです。
それが何かを生み出さなくてもいい。
自分が幸せだと思えれば
もう十分じゃないですか。
だって、あなたの人生ですから。
…最後どう締めようか、迷っております。
これを書くこと自体、
くそカッコ悪いのも承知の助です。
奈美さんが崩れ落ちる姿が
目に浮かびます…。
と、とにかく！
私は｢意識が高い･低い｣という呪いに
悩まされる大学生活を送ってきました。
｢何かやらなきゃ｣と焦り
ノープランで起業しようとしたり、
｢生きる意味がわかんねえ｣と言いふらしてたら
宗教勧誘(洗脳形)に遭ったり…。
意識が高いと言われ続け
意識が高くあらねばと思い
明後日の方向に進んでしまうことも
あったんです。
後輩に同じ思いをしてほしくない。
みんな、充分すてきやで。
と言いたくて、筆をとってみました。
4年間という長そうで短い時間を
かけがえのない時間を
すべての大学生が
幸せいっぱいに過ごせますように。
そしてもし、
あなたの近くに｢意識が高い｣人がいたら
こんな呪いの言葉ではなくて
｢がんばってるんだね。｣
と一言かけてあげてください。
それだけでいいです。
それだけで、救われる人が
きっといるから。
ここまで読んでくれてありがとう。
それでは。
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追記:
このnoteを読んだあと
♪僕のこと/Mrs.GREEN APPLE
を歌詞を見ながら聞いてみてください。
↓YouTubeなので字幕(歌詞)がつけられます。
なんとなく、思いつきです。
きっとこの文章と相性が良いだろうな
と感じただけです☕
今後の執筆活動やデザイン･アート活動の糧にさせていただきます。いつか絶対に恩返しするために。