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星野源さんのライブを短く語ってみた part.1

この文章は、私が2019年の10月に綴ったもの。
私の好きなものをうまく語れるようになりたくて、一番自分の中で言語化するのが難しい、星野源さんという人のライブのことを記した。

読み返してみて、ツッコミを思わず入れたくなった部分は多々あるのですが….アップデートされていく想いを、複数の記事を通してここに記していきたいなと思ったので、だいぶ時は経ってしまっていますが、そのまま置いておきたいと思います。

久しぶりに「POP VIRUS」のDVD、観返したくなったな☻

▼星野源さんのライブを頑張って短めに語ってみた(2019.10月記載)

中学生の頃「チケット取ってきたから今から行こ!」と父に引っ張られて野球を見に行った日から、全く縁もゆかりもなかったナゴヤドーム。
そんな場所に、今日は自ら足を踏み入れます。

今日は、私の大好きな星野源さんのドームツアー in ナゴヤドーム!

1年半ぶりの源さんのライブは、いつもお決まりの高校時代の友人と。
だいぶ縁っこの席ではあったものの、なんと、最前から3列目だったという…!
こんな広いナゴヤドームなのに、ステージのすぐ近くで見れるなんて・・・
もう一生ないんじゃないかと思うくらいの幸運でした。

私は身長がそんなに高くはないので背伸びを頑張ったけど、155cmくらいの人なら約100m先にいる源さんの表情を肉眼で見れるような距離。
ほんっとうに幸せだったな。

ライブは生もので、私の好きなラジオみたいに距離が近くなる。
でもそんなライブで流れる空気がラジオの時みたいなノリというか、カフェみたいなノリというか、、なんというかゆる~い。

どれくらいかというと、バンドメンバーでの会話が盛り上がって、こっちは透明人間になって彼らの日常会話を盗み聞ぎしている気分になるくらい。

でも、全く置いて行かれることはなくて、、なんならステージに崩れ落ちるほど爆笑している彼らを見て、つられてたくさん笑いました。

とにもかくにも、源さんの魅力と想いがぎゅぎゅっと詰まったライブでした。映像も照明も、たくさん工夫がされていてまさに芸術。
ステージ、花道、客席、どこを見ようか迷う。バンドメンバーたちのオフっぽい空気も、どの席でも楽しめるように考えられた演出も、笑えるトークも うるっとくる瞬間も、本気の遊び(ネタばれ防止のためにはこれしか言えない)を仕掛けてくるところも。ほんとに大好き。

ライブ最後の2曲と、アンコールの1曲の時にモニターに映った源さんを見てうるっときてしまいました。歌詞に込められた意味が強く心に響いてきて、源さんが今日にいたるまでの歩みの中で一体何を感じて、今そこに立っているのだろうかと、色々想像したというか、感じ取ったというか・・・

どれもあくまで私が勝手に感じたものであって、どこまであっているかはわかりません。でもきっと、目が赤くなってちょっと涙目になっていた彼をみて、いろんな思いが私の中を駆け巡りました。

***

「光が強い人の影は、それに等しく濃くて暗い」

誰の言葉か思い出せないけど、自分の中でずっとひっかかってるやつ。
何かの雑誌のインタビューで「自分と、周りが思う自分がどんどんかけ離れていってしんどい時期があった」みたいなことを彼は言っていました。

確かに恋ダンスがぶわっと広まって、それと同時に「星野源」という名もぶわっと広まって、広く目に触れるようになったから、別にそれまで何とも思っていなかった人や、この世界にいる、自分とは合わない人たちからの声を耳にする機会が増えたのかな。

源さん大好きとか、やっぱ源さんっていい人だよねとか。
そんなポジティブな言葉でさえも嬉しく思う部分もあれば、反面気になってしまう部分もあるのではないかと思いました。
いい人って、なんだ?って。

だから、願ってやまないのは「源さんのそばにちゃんとあたたかい人がいますように」ってこと。いつか話していた、彼の頭上にいつもある雲を、一瞬でもくぐり抜けて光を差し込んでくれるような。
それは友達でも、恋人でも、家族でもいい。

頼れる人が、
悩みを話せる人が、
本気で一緒に遊べる人が、
何も飾らず、心をオープンにできてはしゃげるような人が、
くだらないことを話して爆笑できる人が、いてほしいな。

源さんが幸せでありますように。なんて、思っても届かないんだけど。
そしてとんでもなくおせっかいなんだけど。

なぜ源さんが好きかを問われても、なんかうまく言葉では表せない。
でも何となくすき。

また、こんな幸せな瞬間を、高校時代の友人と共有できたのは、本当にうれしかったこと。遠い場所も繋がってた!!! 帰ってきてくれてありがとう!

ますます音楽が好きになりました!!もっと簡潔に、でも魅力がちゃんと伝わるような文章が書けるようになりたいよー!


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