2022年 心地よかった場所まとめ-全国編
5年前に、ずっと念願だった犬を飼い始めた。
アメリカンコッカースパニエルの、ちょっと大きめな男の子。
フルリモートできるお仕事に巡り合い、
2022年はほぼ毎日お家を満喫、常に横に犬がいる生活ができたわけです。
そこでふと思ったのが…
【犬のいる場所は、その瞬間で一番心地よい場所】であるということ。
3階建ての我が家で、5年もの間自由に過ごしてきた彼は、一番心地よい場所を熟知している。
心地よい風が流れる春の朝はベランダで過ごし、
ポカポカ日光が当たるお昼すぎにはリビングの絨毯で寝転ぶ。
まだまだ日差しの強い夏の夕方には、大理石でできた床の部屋に移動する。
刻々と流れる時間、季節の中で、
心地よいと思う場所を知り、そこで時間を過ごせることはとっても幸せなことだと、彼に気づかされました＾＾
そんなわけで、
私が2022年巡り合った、心地よい場所をここに残しておこうと思います。
春
▷山口県下関市
角島大橋
曲線美。しなやかで美しすぎる橋。
海が橋を美しく見せているのか、橋が海をより美しく魅せているのか、謎でしかない。
ホテル西長門リゾート
生まれて初めて体験した「インフィニティ温泉」
雲ひとつない空、穏やかな海、そしてとろりとした温泉のお湯。
自分が空にいるのか、海にいるのか、温泉にいるのか、なにもかもどうでも良くなる、もはや哲学させられるほどの露天風呂。
温泉史上、過去一かもしれない。笑
▷長野県長野市
ぱてぃお大門
蔵の建築をたっぷり堪能できる。石畳みが印象的な空間は風の通りがとてもよく、青々とした葉っぱを通過した光がゆらゆらと降り注ぐ。
おやき片手に何時間でもぼーっとできそう。
SORA terace cafe
まだ雪が溶けきらず、冬の山を連想させる。
本当はとても厳しい表情を見せる山だけど、どんな人でも山の空気、景色を楽しめるような設計に脱帽。次は雲海を見たい。
鬼押しハイウェイ
ひたすら真っ直ぐ続く道。両サイドは何もない、開放感抜群のハイウェイ。
BGMはもちろん、羊文学の「ハイウェイ」
▷東京都八王子市
うかい島山
高尾の山に囲まれた美しい日本庭園が楽しめるいろり炭火焼料理店。
水が流れる音があまりに爽やかで、蝉の声すら心地よく聞こえる。美味しすぎる料理はもう五感で楽しむ、そのもの。
夏
▷埼玉県秩父市
長瀞秩父館 丹一
ツバメと共存するレストラン。
（お店にとって、ツバメがいる店内は当然のことのような雰囲気。当たり前ですが何か？というスタンス、めちゃめちゃ好き。笑）
猛暑にやられた体が喜ぶ塩気の効いた鮎の塩焼きを、つばめの子育てを眺めながら堪能できる。幸せすぎた？
▷栃木県那須郡
art biotope
もう言葉では言い表せないほど素敵なので、サイトのリンク見て…。笑
「自然の中で暮らす」のではなく「自然を額に入れて暮らす」ような感性を感じた。（通じるだろうか…苦笑）
石の美術館
ヨーロッパで見るような石の建築とは印象が全く異なる。同じ素材を使っているのに、日本の民家を連想させる簡素な建築。
日本で育った私にとっては、温かみを感じる石の建築だった。
ここで素敵な写真家に出会った：中村裕紀さん
水墨画のようにも感じる作品がとても心に残った。
▷静岡県伊東市
亀の井ホテル 伊豆高原
チェックインからチェックアウトまでの導線のうち、どこも手を抜かずデザインされた空間。ロビー、バルコニー、お部屋、お風呂……どこを切り取ってもちょっとした仕掛けが仕込まれていて、最高だった。朝食もとっても美味しい。(←これ大事!笑)
秋
▷福岡県糸島市
LASPARK RESORT
福岡に住む親友がこっそり教えてくれた場所。建物、芝生、小さなアートオブジェが、海と空を引きたてる。どうしたらこんなに素敵に自然を切り取れるのかと思う。糸島の海をこんなに贅沢に堪能できる場所はないかもしれない。リゾートという名がピッタリな空間。
▷岡山県倉敷市
倉敷美観地区
とにかく広い。こんなに広い面積で、ここまで丁寧にお手入れされた町があることに驚いた。何十年も何百年も、人から愛された空間だと感じた。街に植えられた柳がまたいい味を出していて、瓦屋根の重厚感と相性抜群…!
▷香川県坂出市
瀬戸大橋
快速「マリンライナー」児島駅～坂出駅からの景色。子どもみたいに、電車の窓にぴったりくっついて眺めてしまう…!!
ほんの15分の時間だけど、キラキラと光る海といくつもの島に出会える。
なん往復もしてしまった。
▷香川県高松市
仏生山温泉
とろっとしたお湯も最高なのだけど、なにより温泉全体のミニマルなデザインがとても素敵だった。サイトも可愛いの。是非見てみて。
▷香川県小豆郡土庄町豊島
豊島美術館
瀬戸内芸術祭2022のために上陸したのだけど、日本の観光資源の豊かさに本当に驚いた。豊島美術館付近の景色は「絶景」で、島に流れる豊かな時間をただただ噛み締めることで精一杯だった。
▷香川県小豆郡小豆島町神浦
〒761-4308 香川県小豆郡小豆島町神浦６８７付近の駐車場
まさかの駐車場もランクイン。
津軽の白波を見て育った私が憧れてやまない、穏やかな海。その海を眺めるのには、何もない駐車場が一番だった。
午後5時、もうすぐ日が暮れそうな日の光の変化をただただ楽しんだ。
冬
▷自宅
冬は布団から出たらダメです。
家が一番だね。寒いですもの。
思い出すだけで、さむいさむい
というわけで、たくさん素敵な空間に出会えた2022年。ここに残せたのは超厳選したほんの一部。
2023年も、自分の心地よいこと・好きなことにちゃんと向き合って、自分も自分のまわりの人も幸せにできる人生にしたいな。
