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【うつになった大学生】

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うつ病になった私が、私に大丈夫と言い続ける毎日の心の記録です。 誰かにとっての大丈夫にもなるといいなと思いながら、そんな誰かのことを考えながらも書いています。
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#愛着障害

【うつになった大学生】    生きているのが嫌になった日。    

「あなたは病気じゃない。」 母に言われた。だったら、どうしてこんなにも死にたくてたまらな…

ほの
2週間前
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【うつになった大学生】    子どもの頃のこととか

「普通に生きてたら、死にたくなんかならないよ。」って言われた。 本当なんだと思う。 土門…

ほの
2週間前
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【うつになった大学生】    感情を取り戻す。

退院してもうすぐで一ヶ月になる。 退院した時、わたしの世界は再び色づいていた。 それが嬉…

ほの
4週間前
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【うつになった大学生】    自他境界をひく

母とわたしの間には境界線がない。 母はわたしのことを自分のことのように扱い、自慢し、支配…

ほの
1か月前
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【うつになった大学生】    季節を喜ぶ。

秋が来た。 朝家を出たわたしの前を、秋風が通り過ぎて行った。 それが嬉しくて大きく息を吸…

ほの
1か月前
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【うつになった大学生】    意外と頑張らなくてもいいかもしれない。

歌を歌った。 4ヶ月ぶりに大学の仲間と。 わたしにとって歌うとは、 言葉になる前の感情を…

ほの
1か月前
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【うつになった大学生】    生きる。

「今見えている世界を書き留めておかなければ」 そう思ってnoteを書き始めた。 うつが酷くなり、わたしは徐々に言葉を失った。 色のない世界の中で、一人泣きながら、この傷んでいるわたしが感じている「辛い」「悲しい」という感情を書き残しておかなければならないと思ったのだ。 わたしにとって、「感じる」とは生きているということだった。 わたしは他人よりほんの少し多くのものを感じて生きているような気がする。それは、わたしの感性が人よりも鋭いからかなんなのかはよく分からないが、

【うつになった大学生】    母の傷を癒す。

入院生活が終わる。もうすぐ4ヶ月になるところだ。 結局、わたしは母と暮らすことを受け入れ…

ほの
2か月前
53

【うつになった大学生】    昨日よりも優しくなる。

他人が心を込めて紡いだ言葉を読むと嬉しくなる。 拙い文章であっても、わたしへ向けられた言…

ほの
2か月前
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【うつになった大学生】    波に揺られながら

入院してもうすぐ3ヶ月になる。 最近は外泊を週に一度しているので、家に帰ったり病院に帰っ…

ほの
3か月前
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【うつになった大学生】    書きたい文章を書く時間  

「朗読は詩を語り直す作業だから」とある人は言った。 それはわたしの語りかもしれないし、他…

ほの
4か月前
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【うつになった大学生】    入院して2ヶ月が経ちます😢

わたしの人生こんなもんじゃない、たまには好きなことについて書いてみようなんて思って書き始…

ほの
3か月前
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【うつになった大学生】    心底どうでもいい。

わたしはわたしに正直にここに文章を書いているつもりだ。 最近はそれすらも難しくなって、な…

ほの
4か月前
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【うつになった大学生】    入院して1ヶ月です。   

入院してもうすぐ1ヶ月。 暇にも慣れてきた(気がする)。 最近はついにパソコンをアンロックして嬉しい! そして年甲斐もなく、作業療法(OT)ではビーズで色々作るのにハマってみたりしている。 最近の調子は、、、可もなく不可もなく、ギリ不可って感じ。 メンタルが急激に落ち込むことは減ってきた気がするけど、最近は抑うつが重い。 とにかく一日中何もしたくない。 人と話すのも、作業療法に出るのも、シャワーを浴びるのも、何をするのも億劫で、部屋に引きこもりがち。 廊下も部