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2023年良かった小説と漫画


1位 古処誠二『敵前の森で』

どうして今の所なんの賞も与えられてないんだ!?
古処誠二は最高だぜ……
人間の業の書き方、抑えた筆致。最高。
サスペンスです。

2位 アーシュラ・K・ルグイン『闇の左手』

やっと読んだ超有名作。
愛の話だ。

3位 月村了衛『半暮刻』

直木賞ノミネートの香港警察もいいけどこっちもいいよ。
最近の月村作品の普通の人の怖さと、機龍警察の〈敵〉の話になる。
来年は辰年だから新作出ますよね?


あとは
ピーター・アクロイド『魔の聖堂』東京のTOKYO YEAR ZEROシリーズ的な感じでロンドンの魔の聖堂かも。迷宮だ。
キム・リゲット『グレイス・イヤー』子供産むの礼賛なのはちょっと気になったけど連帯せよの精神はいいね。
宮内悠介『スペース金融道』めっちゃ萌える。たぶん絵を描く。パワーもらえた。
あと今年『テスカトリポカ』も読んでたらしい!すごくよかった。フィクションの救いがあった。
小説はあまり読めなかった。

漫画の方が多い。
九井諒子『ダンジョン飯』完結おめでとう最高。
真船一雄『K2』全てが行き届いている。昔の話も嫌なところがなくてすごすぎる。
芥見下々『呪術廻戦』アニメ2期をきっかけに出戻った。平安時代術師最高。
松浦だるま『太陽と月の鋼』絵がめっちゃいいし、変に広げすぎてないのがいいかもしれん。
江野朱美『アフターゴッド』去年も書いたっけ?ますます面白くなってる。

今年は生活がガラッと変わって、本をたくさん読めたはずだが、どうにもあまり読めなかった。
絵も全然描かなかったし。
来年は、趣味に力を入れてなんかいろいろやりたい。

追記
スーザンプライス『ゴーストソング』もよかった。『ゴーストダンス』は読んでいるところ。
あとはXGにハマり、ショーケースも行けてよかった。来年も楽しみ。安心して応援できるプロジェクト。

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