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中国で神様、でも史実では結構傲慢な男。名は関羽

私がいまから7、8年前まあまあ堅気の仕事をしてサラリーを貰っていた時に新しい女性が入ってきた。聞けば3年くらい中国にいたらしく中国語もできてお客さんに中国人も多い事から採用された。

何がいいやら、彼女はアリサカを気にいってメール交換をしてくるのだが話が噛み合わないである。「三国志で好きな人物は誰ですか?当然曹操、あるいは魏ををの後簒奪した司馬懿だろう」

彼女はどうも「蜀の劉備陣営が好きらしく、なかでも関羽を尊敬していた」中国の商売繁栄に関羽が祀られているのは知っていたが、空気を読めない私は言ってしまった。オレ「蜀には五虎将軍がいる筆頭は関羽だけど、張飛は長い付き合いだからいい。趙雲も同じく、しかし年寄りの黄忠や余所者の馬超と並びたくないと」言った。

傲慢である。彼女曰く「義兄弟の🍶を交わして、友情で厚く結ばれていた。」

オレ「それがアカンと思う。張飛は関羽が殺されて劉備に弔い合戦をすべきと詰め寄る。これが張飛の横死、劉備の寿命を縮めた。諸葛孔明は止めたが暴走した。」後継者も育てなかった。曹操はそこそこの後継者がいた。

司馬懿は子供が優秀な人材だ。関羽が負けたのは明らかに傲慢から、陸遜を過小評価したからだ。後の世の宣伝で関羽は過大評価された。

それから、彼女はあまり話してくれなくなった。

全然構わないのであるが、張飛は肉屋。関羽は寺小屋の先生である。三国志演義を書いた著者は元々蜀の人間だとも言われている。趙雲などは実はじぇんじぇん活躍していないのでは?という話もある。

歴史は罪深く、それを読む人間は素直に捉える一例でした。

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