『物は言いよう』は「胸に届く」ことばで
私は「物は言いよう」が下手だ。自分に利を得るために「うまいこと」を言って相手を納得させる一連の流れが苦手と言ったらいいか。遠慮深いと言えば聞こえはいいが、社会人として社会で活動している以上、「物は言いよう」ができないとまずいという危機意識が常にどこかにある。
「嘘も方便」もうまくできないし、なんというか、会話においてストレート以外のボールが投げられない。もともと、言い過ぎて後悔するよりも、失敗するくらいなら言わない、と黙り込むタイプ。良くも悪くもまっすぐだが、裏がなさすぎて