Chill Series #36 の結果を振り返る。黒馬の時代はいつまで続く?

 なんかしばらくポケカの話をしていない間に400人規模の大型大会がPTCGO上で開催されていたみたいですね。

 大会に出てない人間が結果に対して口出しするのもどうなんだとか、色々思うことはあるんですがなんだかんだで環境の動きとかしっかり見て学んでいかないと、これ以上出遅れると流石についていけなくなるので自分の学習もかねて分析を書いていきたいと思います。


 今回の大会では、442人の参加者がまず初日はスイスラウンド9回戦をおこない、そこで6勝以上した人が2日目に駒を進めます。2日目はスイスラウンド5回戦をこなし、初日と合計した14戦の勝ち点が多い8人が決勝トーナメントに進出するシステムでした。

 まずはその結果から見ていきましょう。

優勝:こくばバドレックス
準優勝:ルカメタザシアン
ベスト4:こくばバドレックス、バシャーモVMAXゼラオラ
ベスト8:ルカザシ、黒馬、ルカザシ、連ウー+インテレオン
次点(予選11-3もオポ差で勝ち抜けならず):ピカゼク、黒馬、黒馬

 こくばバドレックスがベスト8に3人、ベスト11に5人という驚異的な制圧力です。予選10-4(勝ち点30)以上にまで幅を広げると、上位28人のうち11人、実に4割程度を黒馬が占めています。こくばバドレックスに相性上は有利なムゲンダイナが初日はシェア最多の61人(全体の約13~4%程度)という多さだったにもかかわらず、勝ち点30以上のラインには2人しか残らなかったあたりを見ると、いかにこくばバドレックスが上位を席巻していったかがうかがえると思います。

 現在のスタンダードでも「超→闘→悪→超……の3くすみ関係」と言われるように、黒馬バドレックス→連撃ウーラオス→ムゲンダイナ→黒馬……という3くすみの関係がこの大会でも成り立っていたかというと、「Metagame」の欄から各デッキ同士のマッチアップの結果を見ると、驚くべき事実が判明します。

黒馬バドレックスvs連撃ウーラオス→黒馬51-15連ウー(うち、インテレオン入り型は黒馬が30-12とリード)
連撃ウーラオスvsムゲンダイナ→連ウー34-14ダイナ(うち、インテレオン入り型は連撃が25-7とリード)

ムゲンダイナvs黒馬バドレックス→ダイナ26-23黒馬

 なんとムゲンダイナ側は相性有利なはずのこくばバドレックスに対してギリギリ勝ち越せる程度の成績しか残していないのです。ムゲンダイナの他に黒馬に対して勝ち越したのは白馬バドレックス(38-24)とルカメタザシアン(21-18)のみ。白馬バドレックスは自身が特性に頼らない構築をしていることから頂の雪道が無理なく入る点が、特性でエネ加速をする黒馬には刺さっているのでしょうか。ルカメタザシアンはルカメタが超抵抗で黒馬の攻撃を軽減できる点が強く、上位に入った数こそ少なかったのですがベスト8に3人残っており、デッキ相性を十分に読み切った結果の好成績なのかな?と推測します。

 てなこんなで今日はここまで。
 今日はゆるーく書きましたが調子上がってきたらもっと長めの記事を書いていきたいですね。 

 とりあえずしばらく暖めてたものを週末あたりに出そうかとおもいまつ
 おたのしみにぃ

🍎

正直この欄の使い方がよくわかってない