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いよいよ復活!約3ヶ月ぶり大会開催の #ババロコ殿堂 レギュレーション。環境はどうなる?

 今日の記事はれなちさんの出てるQさまを見ながら書いてます。今週のQさまは良純さんと一茂さんがそれぞれのチームを組んで対戦ということで、あの伝説の「5号機事件」の余波によって学費を払えず大学を中退した空気階段の鈴木もぐらさんとか、アルピーの後枠として鳴り物入りで始まったANN0が1年で終了したでおなじみのニューヨークとか、個性的なメンバーが多かったのですが、その中にれなちさんもいたというわけです。まぁ、この記事はQさまの視聴感想ではないので結果はご自身でTwitterででも調べてもらうことにして、そろそろ本題にまいろうと思います。


 さて、バトロコ高田馬場の公式Twitterで「7月からババロコ殿堂準拠の非公認殿堂大会を開催する」という告知がありました。

 今までババロコ殿堂ポイント準拠の大会は、大会を仕切っている担ぬの管理しているサイトにも過去の履歴が載っているように、4月15日の木曜日の大会まで15回のカジュアル大会が開催されています。16回目の大会は5月9日に開催の予定でしたが緊急事態宣言の影響で行われず、そこから大会が行われない期間が2ヶ月以上にわたっていました。その状況の中、約2ヶ月半ぶりにババロコで殿堂の大会が開催されるということで、一部に大きな注目が集まっています。

 Twitterで告知されている「殿堂レギュ非公認大会」と「ババロコ殿堂非公認イベント」は、どちらも公式殿堂ではなくババロコ殿堂のイベント用に作られた独自のポイントを用いるようで。「ババロコ殿堂非公認イベント」の方はともかく、「殿堂レギュ非公認大会」の方は文章の捉え方によっては公式殿堂のポイントを使うとも取れる大会名なのですが、どちらもババロコ殿堂独自のポイントに準拠して行うんですね。一部で「レギュ同じなら大会名分ける意味あるのか?」「誤解を招く可能性もあるのでは?」という声もありましたが、大会の要項をよく読むと、少しずつルールが違っていることがわかります。

■殿堂非公認大会(ガチ志向)
・参加定員:初回は16人。それ以降の動向は調査中
・大会形式:スイスドロー最大4回戦(全勝が1人になるまで継続?)
・プロキシ使用:非公認大会だが、競技志向のイベントのためプロキシは無し
■ババロコ殿堂非公認イベント(ややガチ~カジュアル志向)
・参加定員:不明(過去に19人参加の大会もあり)
・大会形式:固定3回戦+デッキ賞投票あり(ただし、参加人数によってはこの限りではない。[例:第13回大会は参加者3名のため総当たりで全員2戦])
・プロキシ使用:非公認大会のためOK。ただし、現行のスタンダードで使用可能なカードについては非推奨(※現在スタンダードで禁止カードに指定されている「ムウマージ(SM10)」と「ジュジュベ&ハチクマン」の扱いについては現在調査中です)

 大きな違いというのはだいたい上に示したとおりで、プロキシ使用の可否が競技志向のイベントとカジュアル志向のイベントの分かれ目になっているのかな?とも感じます。この「プロキシが使えるか使えないか」で、同じ殿堂のレギュレーションでも環境が大きく変わりそうな気がしますね。すぐに思い浮かぶ範囲でいうと、ミラクルダイヤモンドやミステリアスパールのような現物の入手が困難なカードはプロキシ無しの大会ではかなり使い辛そうな気がしますね。ワンダープラチナなんか現物が日本に10枚ぐらいしかないって話も聞いたぐらいですし。

 肝心の「殿堂大会の環境はどうなる?」という話になりますが、現在大好評開催中のシティリーグでもエクストラレギュレーションの大会が省略(これで1年4ヶ月の間シティリーグエクストラ未開催!)されたように、過去の弾のカードも使える大会は開催されていないというのが現状で(エクストラでしか使えないサンムーンのAのカードかわいそう)、最新のカードが使える大会はスタンダードでしか開催されていないので(海外の大会の結果を見ようにもバドレックスのいる新弾実装後は海外でもエクストラの大会の開催がありません)、なかなか強いデッキが読めない状況です。それでも、普通にいけば今のスタンダードやエクストラで強い環境のデッキを、エクストラや殿堂の強いカードを入れてチューンしながらデッキを組んでいくのが強いのかな?って思ってます。最新の第15回大会で「連撃ウーラオスが強かった」と結論付けられていたことは、これからの殿堂の環境を読むのには大きなヒントになると思います。本命はウーラオスとして、ウーラオスに弱点を突ける黒馬バドレックスなども、構築さえうまくいけば環境に入ってこれるのではないでしょうか。

 ただ、「リセスタ抜いたらスタンダードでもだいたいOK!」だったエクストラと違って、殿堂では各カードに詳細なポイントがついている関係でうまいこと「スタンダードでもだいたいOK」とはいかないのが、難しいところです。たとえば、スタンダードでなにかしらの形でも活躍しているデッキでいうと三神にもポイントがかけられているので三神ザシアンみたいな普通に活躍しているデッキが組みづらい印象も感じます。メインのパーツをかなり絞って三神(★1)1枚とザシアン(★1)2枚に減らしたにしても、デッキの潤滑油となるデデンネGX(★1)を1枚挿し込んだだけで、もう4ポイントに到達します。クロバットもリセットスタンプも、入る隙はありません。
 また、スタンダードだとよく使われているリセットスタンプにもポイントがかけられていたりするのが難しいところです。このカードにも(だいたいハンデス系の超越のせいで)1ポイントのポイントが付けられているので、リセスタを多投するコンセプトでデッキを組んでいた人は「リセスタを減らすorデデンネクロバットの展開要員を減らす」という択を迫られるので厳しい戦いを強いられそうです。また、(使用者は少ないものの)PTCGO内で一定の支持があったドリュウズ+スタンプムサコジのコンボについても、ムサシとコジロウに2ポイントも付けられているのが重く、しっかりと形にしていくことは難しいのでは?と思います。せいぜいホワイトホールマタドガスにポイント付いてなくて良かったね、って言うぐらいです。

 とにもかくにも7月から本格的に復活するバトロコ高田馬場の殿堂イベント。これからどんな環境に進んでいくのか、今から楽しみでなりません。個人的には先1ぐんぐんシェイクオーロットで開幕グッズロックを仕掛けようとする人がどれだけオカルトマニアに分からされていくのか。そこにも注目していきたいですね。

正直この欄の使い方がよくわかってない