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#初めてジムバ優勝したデッキ のおはなし。

 なんかTwitterでタグが話題になっていたのでお話させていただきます。

 「Twitterで話題になってた」ことなので、普通にツイッター上で書いてもよかったのですが、自分のTwitterのアカウントだとフォロワーが100人にも満たない現状で拡散力に乏しく、インプレッションの増加が見込めなかったのと、ちょうどnoteに書くネタがなくて困ってるところだったので、今回はnoteで書くことにします。

 ひとくちに「初めてジムバトルで優勝した」といっても、ジムバトルに名称の変わった今の名称の時期から数えるか(名前が変わった正確な時期は覚えていませんが、少なくとも2013年の夏頃までは「ジムバトル」ではなく、「ジム☆チャレンジ」という名称でした。さらに遡るとその昔はジムオフィシャルという名前で、上位大会にジムファイナルとかもあったという時代もあったようですが、ポケカ歴の長い自分でも流石にジムオフィシャルの時はまだ現役ではなかったのでその頃のこと詳しくは分かりません)とか、年齢制限など参加資格が限定された大会まで含めるかとか、発売記念大会などのジムバトル以外の名称の店舗大会や非公認大会まで含めるかなど、いろいろ線引きはありますが、今回の記事では、ぼくが「年齢制限のない」「規模を問わない」「公認の店舗大会」で初めて優勝した時のデッキを紹介しようと思います。

 今からもう11年半も前、2009年11月7日(土曜日)のジム☆チャレンジです。
 この日は通常のジムチャレのみの予定でしたが、ちょうど3週間前に予定されていたL1の発売記念大会が何があったか中止となり、宙ぶらりんになっていたものがこの日にずれ込んでいたので、発売記念大会と通常のジムチャレのダブルヘッダー開催でした。

 さて、メインとなるのがこのカード。

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 スピア―のワザ「みんなでおそう」をメインとしたデッキです。スピア―を4体揃えることで、1エネでは破格となる120ダメージを叩き出せます。
 今でこそ、さほど珍しくもなくなったダメージ量ですが、DP当時の環境では1エネでこれほどの高火力を叩き出せるカードは少なく、1エネで使えるワザとしては、異例となる大きなダメージでした。しかし、2進化であることがネックとなっており、当時の環境に出したばかりのターンでも進化できるという破格の強さを持った「破れた時空」というスタジアムが存在したといっても、4体立てるのが難しかったのであまり使われることはありませんでした。

 そんなスピア―に大きな転機が訪れたのが、DPt2でのこのカードの登場です。

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 ポケパワー「はねをならす」の効果で、自分の山札から草ポケモンをサーチすることができます。

 何よりも重要なのはこのカードの名前がスピア―であるという点で、「みんなでおそう」のスピア―と進化ラインを共有することができ、その上で山札から毎ターン草ポケモンをサーチすることで、序盤はスピア―の複数体の育成、中終盤はスピア―が倒された後のリカバリーに一役買っており、このカードの存在がスピア―の強さを一躍全国区に知らしめたといっても、過言ではなかったと思います。

 当時のぼくはちょうど中学生になったばかりで年齢の区分がジュニアからシニアに変わったタイミングで(当時のジュニアは小学生全部の学年までが対象でした)、ジムチャレで大人相手に苦戦してなかなか勝てずに困っていたところ、お父さんから「最近色んな大会で見かけるからハチ組んでみた」とこのデッキを渡され、ある時のジムチャレで大会後にフリー対戦で使ったのが最初でした。(詳しい時期は覚えてませんが、このときに確か8月か9月くらいだったと思います。当時の環境はダブル無色エネルギーがギリ登場する前で、まだガブレン全盛期ではなかったので詳しくは思い出せないのですが、この当時はまだ北海道のプレイヤーだったうきにんさんがアルセウスのデッキ使ってたのだけは今でも鮮明に覚えてます)その時の対戦では善戦むなしく一歩及びませんでしたが、以前に参加していた大会の時と比べてもかなり手応えを感じていたので、このデッキを煮詰めていくことにしました。

 そんな中新シリーズ突入となったポケモンカードLEGENDの第1弾拡張パックでこのデッキはさらなる強化を受けます。

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 スピードしんか持ちの2体が登場したことで、他のカードの助けを借りることなく自分自身でも進化することが可能になりました。当時の進化デッキはミカルゲの技で進化させて展開するのが主流でしたが、少なからずミカルゲを初手に出せないこともあったので、自力でも進化できるようになった点は大きな強化といえます。
 また、新弾のカードであることから、ビードルラインだけで発売記念大会のノルマ(当時のルールは新弾のポケモンのカードを6枚以上)を満たすことが可能であり、このデッキを発売記念大会に持ち込みました。発売記念大会では、ロストサイクロンに苦しめられるなどして2勝2敗に終わりましたが、前述の通りこの日は急遽ダブルヘッダーとして行われており、その後のジムチャレで引き続きこのデッキを使って、優勝を果たしたというわけです。


 今回はちょっと昔話的な話に終始してました。最近始めた人ついていけなくなってるかもしれんくて本当にすまんなって思ってる。でも最新の環境を覚えないことには話は始まらないんだよなぁ。
 今度書くときはまじめになんか書きます。おわりーー。

正直この欄の使い方がよくわかってない