ASUKAモデル 〜AEDをもっと身近に〜
教育を本気で語る会のカズです!
今回は勤務校で実践した救命救急講習についてまとめてみます。
いつもはつまらないと思っていた講習が、
参加してよかったと思えるような嬉しいものに変わりました!
1 救命救急講習もどこか他人事に
従来の講習は参加型よりも
見学型の方が多かったです。
誰かがやっているのを見て、
恥ずかしがりながら助けを呼んで、
AEDを使ったような雰囲気に満足してしまう。
どこか他人事の講習のスタイルばかりでした。
しかし、今回は少人数制グループをたくさん作りました。
全員が必ず心臓マッサージを体験して
一分間に100回のマッサージペースをつかむために、
アンパンマンマーチを聞きながら生徒全員が実践できました!
2 身の回りのAEDを探す
このような全員参加型の講習ができたのは、
多くの専門学生がサポートしてくれたからです。
各クラスに6名程度の学生が補助してくれたおかけで、
全員の生徒が救命講習に参加できました。
高校生も専門学生の対話型の講習体験は、
生徒たちが救命講習に当事者意識を持つことにつながりました。
その対話の中に
「AEDはどうやって探せばいいか?」という問いがあり、
「救命サポーター team ASUKA」を紹介してくれました。
3 ASUKAモデルを生徒が知る
ASUKAは桐田明日香さんの名前です。
私達教師こそ知らなければならないことです。
HANAZONO EXPOでおおぞら認定こども園の救命講習でも、
ASUKAモデルの大切さを学びました。
その大切なASUKAモデルのお話しを、
歳が近い専門学生からしてもらえたことで、
生徒たちの心に響いていました。
感想用紙にASUKAモデルのことを書いてくれたから、
先生方も(ようやく)関心を持ってくれました。
あの時の大阪での学びと想いが、職場で共有できて感激です!
4 アプリの紹介
AEDの場所をナビアプリで確認できたり、
AEDの使い方や使う場面を学べたりできるアプリです!
明日香さんが描いた未来が、
自分の周りの生徒たちに広がっていることが嬉しいです。
時代の流れに合わせて、
生徒たちが使いやすいスマホのアプリにアレンジをしてくれたことで、
AEDの設置場所に関心を持ってくれました。
AEDは決して他人事ではなく、
AEDを使うことが決して特別ではなくなることへの
大きなきっかけになったと思います。
これがこの先の学校をきっと変えてくれます!
この経験と感情を一時のものにしたくありません。
以前にマサさんが言っていたように、
学校の行事はその場限りの打ち上げ花火のようなものになりがちなので、
専門学生のような外部との連携体制をしっかり築いて、
継続できる学びにつなげていきます!
teamASUKAとの連携も視野に入れて、
教師として、学校として、大人として、
できることを模索し続けます!
明日香さんの意思は絶対に絶やさない!
「教育を本気で語る会」ではX(twitter)、 Facebook、 Threads、spotifyでも発信しておりますので、そちらのフォローもよろしくお願いいたします。