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学校も企業も大切なものは変わらない part6

前回の百瀬さんのお話の続きです!
読めば読むほど共通点がたくさん見つかり、
エンゼルバンクのキーフレーズを思い出しました!

カズも成長してるんだなぁと自己陶酔に浸りながら、
今回も感想をまとめてみます!

1 垣根を越えること

地域の課題っていうのはすごく複雑化していて、一社だけじゃとても解決できないっていう問題があると思うんですよね。私は今、地域を繋ぐ、解決人材を繋ぐっていうお仕事をさせていただいているので、ぜひ皆さんとも繋がらせていただけたら嬉しく思います。

子どもの力が借りれる、というのはこの仕事の1番の魅力だと思っています!
消費者がボトルを持ってシャンプーやボディウォッシュを量り売りで買えるリフィルステーションのように、
今を生きる子どもだからこそのアイデアがたくさんあるはずです!
例えば地域創生にアイデアを出してもらうことも一案です。
観光地で抱える様々な問題は、子どもたちの学びのきっかけになります。
姫路城の事例
平等とは何か。公平とは何か。
様々な学びにつながります。

カズの授業では地域の旅行会社と連携をして
「持続可能な観光」について授業で考えるようにしています。

「SNSを活用してもらう」
「謎解きのようにしてたくさん歩いてもらう」

面白いアイデアをたくさん出してくれます!
「子どもにやらせる」、から「子どもと一緒にやる」へ。
学びの転換に向けて、複雑な課題こそ子どもたちの出番です!

2 対話の重要性に気付くために

どこで何が気づきになるかわからないなというのがそこでの学びだったので、ぜひ親しい人でも、話したかった人でも誰でもいいので、自分のことを話す時間を持ってみてください。自分のことがもっとよくわかるし、あなたってこうなんじゃないとか思いもよらない言葉をいただけけると思います。一人で悩むとか考えるよりも、私がおすすめするのは、人と話をして、アウトプットして、で、またもらってみたいなことを繰り返すこと。ぜひ試してみていただければと思います。

学校の授業には対話が少ないと思うことが多いです。
コミュニケーションの授業でも対話ができません。
対話を促そうとすると
「今までやったことがない」
「やる意味がない」
「話を聞いてるだけが楽でいい」

色んな理由で一蹴されます。
生徒だけでなく教師や保護者のようや大人がからんでくると、
自分たちが受けた教育との隔たりが大きくて、
授業中に子どもが話すことなど許されない、という先入観があります。
数年前には「アクティブラーニング」が多様されていました。
ここでもコミュニケーションが活用されていましたが、
あくまでも主導権は教師です。
教師が決めたテーマを、
教師が決めた時間内に、
教師が決めたクラスメートと話すだけ。
これでは対話になっていません。
自戒の念を込めて伝えますが、
対話をさせることが目的ではありません。
子どもたちが「対話をしたい!」と思うような授業展開を心がけたいです。
対話が増えれば自己理解が深まります。
自己肯定感が高まる手段として、
子ども同士の対話を大切にしている学校はたくさんあります。

対話こそ生きる力につながるんだなぁと改めて痛感しました!

3 ワークとライフ

仕事脳でいたとしても、例えば目の前に子どもがいると、そっちのことも意識しながら仕事のことを考えたりして。その結果、脳が行ったり来たりしながら、何かしら仕事のヒントみたいなものが生まれるっていうようなことも体験的にあります。

以前もお伝えしましたが、
生活と仕事を分ける必要はないと思います。
分けると出勤が辛くなります。
人生の中の一部が生活であり、
一部が教師としての仕事です。
それらのパーツを支えている人間がカズです。
教師としてのカズとヒトとしてのカズを上手くミックスさせると人生が楽しめます。
例えば、職員室での対話には生活に役立つヒントがたくさん見つかります。
教師は専門科目を学んでいます。
例えば英語の先生にETCやATMの単語の意味を教えてもらえたり
国語の先生に「連濁」の意味を教えてもらえたり
へぇ~と思える学びがたくさんありました!

そしたら生活する上での「言語活動」が楽しくなって、
まちなかを友達と歩いている時に
言語のうんちくを披露しながら楽しく散策できました。
身の回りにある「PTA」とか「釣り堀」という何気ない言葉さえも、
人間の生活を豊かにするんだなぁと思えました。
そんな気持ちでのんびり迎えた週末ですが、
ミュージックステーションで見つけたアーティストについて、
授業に取り入れたいネタを見つけました。

明日もワクワクしながら出勤してみたいです!

企業と学校の共通点シリーズは今回で終わりです。
学校の外に目を向けてみると、肩肘張らずに働ける気がします。
子どものためだけでなくカズのためにも、
これからももっともっと日本社会の魅力を学んでいきます!

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