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ChatGPT 学校編〜対話的な学び

皆さんこんにちは!教育を本気で語る会のマサです。
バズりまくりのChatGPTを授業に取り入れたいと思い、
様々な場面で活用しています。
本来は「主体的な学び」を目指して生徒に使ってもらうつもりでしたが、
蓋を開ければ生徒と一緒に使って「対話的な学び」を全力で楽しんでいるマサです。
学ぶって楽しい!!
今回は高校での導入事例をまとめてみます。

1. 総合的な探求の時間での活用

生徒が立てた問いや仮説について探求していく科目なのですが、
探求に行き詰ったときや、授業のやる気をなくした時に活用しています。

ChatGPTのおかげで、教師も知りたかったことを学べます!
また、ChatGPTの返答は高速で文字が羅列されていくので生徒は楽しんでくれます。
生徒の好奇心を刺激してくれるGood Designです!

2. 生徒との廊下での対話を盛り上げる学び

この問いを立てるきっかけとなったのはこちらです。

若い子どもたちのトレンドをつかめるのは教師の魅力ですが、
ただ一緒に聴くだけではなく、一緒に疑問を解決してみました。

ここで疑問が生まれました。
男性はM : male, 女性はF : female なのでは?
(この表記は生物学的な区別です)
この問いに対しての返答は「未知数のX」でした。
(数学の授業で習う  x + 10 = 24  の未知数x)


この回答を受けて、生徒と一緒に生物の先生に質問に行って、溜飲が下がりました。
その後、相同染色体は22対なのに、23対と教科書に書かれている理由なども聞いて、
理科の「基礎科目(生物基礎)とは?」の意味も分かりました。
教務の仕事に役立ちそうな知識にもつながって大満足です。

3. 指導要録の文字数カウント

教務の仕事と言えば、年度末は指導要録の時期です。
近年はようやくデジタル入力が可能な自治体も増えてきました。
しかし、その時に気を付けなければならないのが「文字数」です。
そこで、効率よく進めていく方法を考えてこのような基礎的な質問をしました。

コピペしたところ、問題なく使えました。
不安と負担が減るだけで、要録の作業もはかどりそうです!
今まではこんな質問を「ググる」時代でしたが、
これからは「ジピティる」時代が来るかもしれません。

4. ALTとの対話でenjoy conversation

給湯室でのやり取りから生まれた疑問です。

「between A VS B」というフレーズも学べましたし、
返答の読解も「語る会英語教師のJOYさん」には勉強になるようです!
これを読むと「ノンアルコール」と「アルコールフリー」の違いについても学べました。
また、ALTが英語で入力した質問にchatGPTがクイックレスポンスしたことにも驚きました。
元々openAiはサンフランシスコの会社なので、英語だと光速で返ってくることも知りました。
JOYさんはこれから英作文の添削や、自身の英語の勉強としても使っていきたいようです。

このように、学校生活の様々な場面で楽しく使えました。
このような使い方が出来る今だからからこそ。もっと色んなことに活用してみたいと思います!
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