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島根県の教育魅力化 part1

教育を本気で語る会、日本全国の学校を行脚しているカズです!
今回は島根県の教育を軸にした地域創生に焦点をあててみます!
島根県は、人口減少や超高齢化が全国でも最も進んでいる「課題先進地」です。
日本が抱えている問題にいち早く立ち向かう島根県が、
学校を魅力的な学び舎に変えるプロセスを学びました!


1 学校の常識は社会の非常識

島根県山間部の高校にカズが注目したのはこの本がきっかけです。

過疎地域ならではの課題もあれば、
カズも体験した「学校あるある」がたくさん盛り込まれていました。
特に導入部分では高校魅力化コーディネーターの中村純二さんが、
学校の違和感を率直に綴ってくれています。
当時の宮島忠史教頭先生が
中村さんと先生方の間をどのようにつないだか。
中村さんの理論と行動が
津和野の人々の心をどのように動かしたか。

教師として共感できるポイントや、
人として見習うポイントがたくさん溢れる一冊でした。

2 地方に留学する選択肢

そもそもこの「廃校危機からの脱出」を読むきっかけは
地域・教育魅力化プラットフォームのメンバーの活動に感化されたからです。

この財団のメンバーも県外出身者がたくさんいらっしゃいます。
魅力のある教育現場にするために、
全国各地から島根に集い、
地域みらい留学や探究事業、コーディネーター養成など、
学校現場ではなかなかできない取り組みや
カズがやりたいと思っていた教育事業を実践されています。
実に羨ましい…
島根県は山陰地方の単なる過疎地域だと思っていましたが、
知れば知るほど「教育先進地」だと実感しました。

3 社会とつながる学び

教育を軸にした地域創生なので、
やはり地域での学びの機会がとても多いと思いました。
中でも魅力的な探究の授業はTプランというプロジェクトです。
これはカルフォルニア大学のデボラ・マッコイ先生が
「街づくりと学校教育は接続しないといけない」という
持論から生まれたYプランがきっかけになったそうです。

Y-PLANとは、問題解決型のワークショップY-PLAN(Youth-Plan, Learn, Act, Now!)のことです。
日本にもプロジェクト型学習やPBLなどの様々な手法がありますが、
津和野に特化したものがTプランです。
Tプランの柱にトークフォークダンスや
プリコラージュゼミなどの地域と学校が結びつく魅力的な取り組みがたくさんあります。
これは決して津和野でしかできない学びではなく
カズの地域でも実践できるものでした。
羨むばかりではなく、挑戦してみたいという刺激をもらえました!

島根県の取り組みに魅力を感じるあまり、
カズは津和野高校を実際に見学させていただきました!
書籍のなかの他人事の教育ではなく、
実際にどのような方々がアクションを起こしているのか、
現地での学びをまとめてみます!
次回も島根の魅力をお伝えします!

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