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横浜創英での気づきと学び 〜コラボレーションウィーク〜

 こんにちは!
新しいことが大好きな本気で語る会のマサです!
今回は横浜創英中学・高等学校についてまとめてみます。
視察の際に気付いたことや思ったことを文章化してみます。


1 社会×学び

 まず最初に創英のカリキュラムについてご説明いただきました。
キーワードが「社会×学び」。
社会の仕組みと同じ仕組みを学校にも作るべく、
様々な仕掛けがありました。
実社会では異年齢の人々と働くことが多いので、
異学年で授業に参加をしたり
生徒と教師の壁も取り払ってみたり、
まるでこどもの村学園の「こども」と「おとな」みたいな仕組みでした。

同い年の顔見知りメンバーだけでなく、
知らない学年の人たちと授業に参加して学んでいく。
知らなかった人たちと一緒に働く場面が社会ではたくさんあるので、
うちのメンバーも提唱す?社会とつながる学びですね!

創英のカリキュラムは未来を見据えています。
中学や高校は人生のほんの一部です。
子どもの未来につながるように
年齢の近い現役の大学生の失敗談を聞いたり、
社会で活躍する大人の苦悩黒船を聞いたり、
子どもの知的好奇心を刺激する仕組みがたくさんありました!
そして、大人である教師の好奇心も刺激する仕組みかコラボレーション授業です!

2 5日間どっぷり浸かるコラボウィーク

 横浜創英にはコラボレーションウィークがあります。

様々な教科教員が連携して様々なテーマを設定し、
その授業に参加した生徒が学びを発表します。
この授業にも、先述したような異学年の学びや新しい刺激が生まれますが
さらに面白いのは学びの期間です!
コラボレーションウィークという名の通り、
午前中4時間×5日間というめちゃめちゃ長い期間で実施しています。
なぜそんなにも長く?と創英の教諭に質問したところ、
「学びを深めるためにもどっぷり浸かってしっかり探求するから!」
との回答でした。
言われてみれば確かに!
マサの勤務校では定期試験のために教科書をバタバタ進めたり、
面白い探求の授業ができても時数が足りずに不完全燃焼で終わったり、
生徒も教師も中途半端で終わっていたことが何回もあります。
どうせやるなら納得いくまでやる!
創英の気合いと覚悟が感じられました。
もちろん、全ての生徒に熱意が伝わるそともなく、
時間を持て余している生徒も見受けられましたが、
そのような生徒には対応コラボ教師たちが声をかけていったり、
授業テーマをブラッシュアップしたり、
子どもも大人も一緒に成長していました。

3 大人にもメリットが多い

 大人も一緒に成長できる理由として、
教材研究に新しい視点が加わることです!
連携する機会が少ない他教科の先生との授業準備は、
新鮮な学びにつながります!
また、コラボ授業はティームティーチングのような二人体制なので、
授業中は生徒との対話も増えます。
進行をする先生と机間巡視をする先生と、
きめ細やかな生徒対応ができます。
実際に授業見学をしていると、
生徒が先生に意見を提案したり
手が止まった生徒に先生が声をかけたり
たくさんの対話が生まれていました。
また、生徒にとってのメリットとしては
「苦手教科」という概念が減らせるようになるとのことでした。
数学が嫌いな生徒もスポーツやアニメを分析や統計の視点から探求したり、
英語が苦手な生徒もインバウンドや芸人のお笑いを文化や言語の視点から考えたり、
自分の好きなものから嫌いな科目に取り組んでみることができます。
先生と同じように新しい視点で科目を見つめ直すことができれば、
新しい発見につなげることができます!

 今回は横浜創英のカリキュラムとコラボレーションウィークについてまとめてみました。
創英の先生方に色々な質問をさせていただき、
これらの活動の問題点や改善点など様々なブラッシュアップの経緯も伺えました。
創英だからできる、私立だからできる、
みたいなことはありません。
どんな取り組みにも問題が生じることは、
全国の様々な学校でも同じです。
目指している学校や起きている問題が違うだけで、
先生方のご苦労は耐えません。
創英の先生方のように、明るく課題解決に取り組めるように、
マサも主体的に励みます!

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