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ノーベル賞はプロパガンダ

SARS-CoV-2用mRNAワクチンの開発に貢献した学者2名にノーベル賞が贈られた。

これは、コロナ騒動の真相やmRNAワクチンがどのようなもので人類史に残る甚大な被害を出し続けていることを知っている人間から見たら「はあ?」と思うニュースだ。

しかしこれは全く不思議なことではない。

なぜなら、ノーベル賞は社会全体で広く行われている情報操作のためのプロパガンダの一貫だからだ。

今回の授与の目的は、「mRNAワクチンにノーベル賞」という歴史を残すことで、後世の人間が「新型コロナに対するワクチンは発症(あるいは重症化)予防効果をもたらした素晴らしい技術なのだ」との先入観を与えるためだろう。無駄な努力だと思うが。

ちなみにノーベル賞の選考は分野ごとに異なる機関が行なっており、生理学・医学賞の選考はストックホルムのカロリンスカ研究所が指定されている。
カロリンスカ研究所とは1810年にスウェーデンのストックホルムに創立された公立大学であり、出資者を調べれば恐らくファイザーやビル&メリンダ・ゲイツ財団などが顔を並べているはずだ。

世界にプロパガンダを広げた組織として、有名なタヴィストック研究所がある。

「タヴィストック洗脳研究所」(ジョン・コールマン著)によれば、

「ロンドンのウェリントンハウスで誕生したタヴィストック人間関係研究所、その目的はドイツとの開戦に後ろ向きな英国大衆を翻意させるためのプロパガンダを仕掛けることであった。

その主要メンバーの一人、エドワード・バーネイズは精神分析学の父ジグムント・フロイトの甥であり、心理学と他の社会科学を利用した世論形成の手法を開発して、大衆が自分の自発的な意見であると思い込むように世論を操った。

バーネイズの使った最も有名な技法は、「集団の指導者に影響を与えること」であり、これは現在のピラミッド的支配構造を裏から支えている。

バーネイズはこうも述べている。
「大衆の組織化された習慣や世論を意識的かつ知性的に操作することは、民主主義的社会における重要な要素である。社会にあるこうした「目に見えないメカニズム」を操作する人々は「目に見えない政府」を組織する。そして、その政府が国家を真に支配する力となる」。

世論操作を容易にしたのが、その後に登場するテレビなどの「大衆コミュニケーション」である。

1929年にバーネイズはCBSネットワークの要職に就いた。
1935年から1936年に掛けて世論調査が盛んになり、大統領選に初めて世論調査が使われた。第二次世界大戦は世論操作の実験の場として活用された。

タヴィストックの主要メンバーは第二次世界大戦後にアメリカに渡り、タヴィストックの手法を取り入れた研究所や人員は拡大を続け、米国中に広く浸透して行った。」

今やその世論操作の手法は全世界に行き渡っており、米国の実質的な植民地である日本も例外ではない。
そしてノーベル賞も世論誘導の道具として使われている。
それは過去の平和賞の受賞者を見れば分かる。

2007年 アル・ゴア: 平和賞
2009年 オバマ大統領: 平和賞

アル・ゴアは「不都合な真実」を出版し、「人間の産業活動が多くの二酸化炭素を排出し、地球を温暖化させている」と主張する「地球温暖化人為説」を世に知らしめた。
この説が国際的詐欺であることはまともな科学者であれば誰でも知っているはずだ。

オバマ大統領は、就任から半年で何も成し遂げていない段階で「米大統領として、「核なき世界」を目指して国際社会に働きかけた」との理由で平和賞を受賞した。

オバマ大統領は、「ブッシュ大統領が始めたアフガニスタンとイラクにおける戦争を終わらせる」と宣言しておきながら結局は継続。

ロスチャイルド支配の民間の中央銀行を持たない国として常に米国(実際は国際金融資本)に狙われていたシリアは「アサド大統領がクルド人に対して毒ガス兵器を使った」と根拠のない難癖を付けられた挙句、米国やサウジアラビアが支援したイスラム国(ISIS)の台頭により、米国はイスラム国を叩くとの名目でシリア内戦に介入している。

オバマ大統領に平和賞を授けたのは、「オバマは平和を愛する大統領であり、彼のやることの最終的な目的は世界を平和にすることなのだ、そのための軍事介入なのだ」と、オバマの政策を正当化するためだと思われる。


ノーベル賞の全てがそうだとは言わないが、少なくとも一部の賞はプロパガンダの一環として利用されていることは間違いない。

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