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ナイキ ヴェイパーフライ

どんな質問があるんだろうと思って読んでみた。

質問の内容には「は???」と思うものもいくつかあるけれど、それに答えた上で回答の意図や範囲を明確にしている点が面白いと思います。

義足の例がなるほどで、ナイキはそのオスカー・ピストリウスからヒントを得たのでは?と思ったりします。もしあの時、彼が準決勝で敗退していなければ、物議を醸したことでしょう。義足でも健常者と同様に走れる!とアピールすることと、競技として成立させるための均衡保持は、あの場合に両立できませんでした。欠損部分は新しいテクノロジーを組み込む“余白”であり、健常者の機能性が低下した足に関しても同様の解釈ではあります。

それはヴェイパーフライに関しても同じだと認識されるかも知れないだけで、程度問題なのでしょうがないとしか思えません。これが陸上の中長距離種目の継続性にネガティブな効果をもたらすとは思えません。

おそらくは”急激にタイムが縮まった”ことが程度問題の肝であり、段々と向上することは問題ないのだと思います。

いろいろな競技感があると思いますが、私は人間勝負派なのでドーピングと同様に捉えます。カーボンプレートの類が人体にどの程度の悪影響を及ぼすかはわかりませんが、許可したカテゴリーと許可しないカテゴリーに分けるべきかと思います。

実際、世界最速だけに関して言えばパラのほうが速くなる余地があるのでしょうし。

為末さん、ちなみにViperではなく、Vaperなので。
マムシでも、ハブでもありません笑

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