WCSC31二次予選 5回戦 vs PAL

4回戦

3勝1敗で4回戦までを終え、5回戦の相手はPAL。Eテレで日曜日にやっているNHK杯(将棋も囲碁も)で、今年の春から評価値を出しているソフトです。今回はディープラーニングを使用しており、そちらとは違うバージョンとのことです。PALは二次予選を6勝3敗の5位で通過し、決勝リーグでは優勝したelmoと0.5勝差で2位となっています。

棋譜リンクはツイートできていなかったのでこちらからどうぞ。

DM再び

1回戦に続いてDMを選択しました。が、様子が異なり、26手目54歩までの定跡で3分半ほどの時間的リードを築くも、膠着状態になりません。

44銀型の時間帯が長く、先手から45歩と突く権利があったため打開には困らないとPAL開発者の山口さん(ご自身も将棋が強い)。あっさりと打開されると、角交換の手損のマイナスと振り飛車のマイナスが現実的な差として確定されてしまいます。DMで千日手を狙うのであれば、このあたり修正が必要だと思います。

ディープラーニングは読み抜けが起こるというのはよく言われることですが、こうもわかりやすい形勢になっていればじわじわ良くしていけば問題はないでしょう。

189手まででHoneyWaffleの負けとなり、3勝2敗となりました。





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