WCSOC2020 2日目 4回戦 vs Qhapaq from Neo-Saitama自戦記

HoneyWaffleの4回戦の相手は Qhapaq from Neo-Saitama でした。

対戦相手:Qhapaq from Neo-Saitama

Qhapaq。ネオサイタマの元ネタはニンジャスレイヤーですね。私も昔は最初の4冊くらいまでは買って読んでました。余談ですが、最近黒いマスクをしている人を見かけるとNRSを発症しそうになります。Qhapaqさんと言えば河童絞りの印象が強くて、大会が終わって多くのチームから成果物が公開された後、一番強そうなものを毎年出してくるイメージがあります。

先手中飛車

棋譜はこのツイートのリンクから確認できます。

この2日目は、究極幻想アルテマタヌポン(たぬき)さんのYouTubeライブ配信に人が多く集まっていました。同時にZoomでのオンライン会議もホストしてもらい、配信内で開発者トークをしていました。この対局が始まる前、Qhapaqの澤田さんとはアイサツをしました。

初手56歩を突いて27手目までは定跡の範囲で、振り飛車としては不満はなかったと思います。42手目で対振り飛車に雁木を組んでいるのが興味深いです。

と言っていますが、水匠2の解析によると良くても-1がせいぜいのようでした。桂得とと金で難解なところだったでしょうか、23桂同玉73桂と連続して桂馬を捨ててからの飛車交換と派手に動きますが、89手目の81飛車と打ったのが良くなかったようで、59の角を86に飛び出しておけばまだ互角のようでした。

画像1

81飛で一度に-400程度のマイナスとなり(最初の黄色い点)、その後もカラテの応酬ですが、ジリー・プアー(徐々に不利)に。最後は粘りに粘って320手ルールに救われる可能性も見えてきましたが、無慈悲に316手で投了となりました。

2連勝でいいスタートだったのですが2連敗を喫しこれで2-2です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?