WCSC31までにやってきたことその1

もう5月もあと1週間ほどですが。WCSC31のふりかえりで一番書きたかった部分になります。新しい情報は4月以降からになります。

2020年夏まで

コロナ禍の閉塞感で沈んでいて、何日か定跡を整備した程度。この頃はまだエアロバイクを毎日30分やれていて、逆にそれをやっているとコンピュータ将棋をやっている時間がなくなる面もありました。

2020年秋から2021年3月まで

仕事のストレスでメンタル面の不調に。おそらく、元々沈んでいたところにとどめを刺したのが仕事だったのだと思います。このnoteを見ても、最低でも月1回は更新しようとして月次のふりかえり記事を書いているのですが、10月あたりからペースが崩れてるのでそこからもわかります。

頭の回転が遅くなる、気が散る、さらにイライラしやすくなる、寝つきが異常に悪くなる等の症状がありました。エアロバイクはやめましたが、たぶん身体は適度に動かしておくべきでした。こういう状況だったのでコンピュータ将棋の作業はろくにやっていませんでした。Abemaの将棋中継とかは見ていて、こういうアイディアはどうか?とかは書きためていました。

3月、今流行しているウマ娘のアプリで、ビワハヤヒデが実装されたタイミングで私も始めました。こういったソシャゲを何時間もやっていられたので、集中力とかが戻ってきたことを自覚できました。ただ、かなりの時間も取られました。アピール文書を出した時点では、振り飛車で飛車を振る筋は今年は絞り込もうというところまでしかやっていません。

現時点では通院は終わっていますが、これを書いている5月現在はまたストレスフルな毎日で、長い休みを取りたいという気持ちしかないです。

4月

ようやくコンピュータ将棋の実作業を始めました。といってもまずは電竜戦で優勝した版のdlshogi+GCTをCPUで動かせること、CPUだと1手30秒くらいでもあまりNPSが出ないことをやっと実感した程度です。私のPCのGPUは、GTX1060で、こちらも期待できません。つまりDLを導入するためにAWSやAzureで借りることにしました。

去年の大会(WCSOC2020)では、私はAzureでインスタンスを借りていました。今年もAWS勢が多そうなので、それを避ける意味でまずはAzureでと思いましたが、GPUを多く搭載しているインスタンスは、ラインナップにはあっても利用可能な状態になっていませんでした。

AWSの方を見ると、最新のA100ではなく1つ前のV100のインスタンスがWindowsでも使えるということで良さそうでした。Linuxは仕事で使っていますが、GPUのドライバまわり等の構築を時間がない中でやる自信がなかったのでWindowsであることは大事でした。

ただいくつかの罠がありました。AWS EC2のサービスでは、空いている時だけ割安で使えるスポットインスタンス、好きな時に好きなだけ使えるオンデマンドインスタンスがあると思いますが、私が使おうとしたオンデマンドインスタンスは起動に予約が必要となっていました。

p3.16xlargeというのがV100が8枚構成のインスタンスで、通常通りインスタンスを作成→起動して日本語パックとEdgeをインストールした後でいったん停止し、後日、あらためて起動しようとしたら空きがないから起動できないというようなエラーになりました。

これについて、WCSC31中に対戦相手になったDL勢の開発者の方に伺いましたが、定期的にインスタンスを利用していた人はそういったことはないようでした。恐らくは一定金額か利用時間かの実績がないとダメなのかなという印象です。私の場合、AWSはゴールデンウィークの期間くらいしか使わないので。

すき間時間で書ききるつもりが長くなってしまったのでいったんここで切ります。

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