アーセン・ヴェンゲル最終戦 vsハダーズフィールド

17−18シーズンも最終戦。ついにヴェンゲル・アーセナルの最終戦がやってきた。

この最後の試合から、なんだかノートをつけたくなったのだ。

自分なりの試合の分析と、雑感を書いていく。

試合はハダーズフィールドのホームスタジアムで行われた。

スタジアムの雰囲気は最高で、ヴェンゲルのために花道を用意してくれ、22分には拍手まで送ってくれた。本当最高かよ。

ホームチームは、よく準備して戦っていた。

アーセナルの最終ラインに、マンマーク気味について組み立てを阻害していた。

奪いどころはアーセナルの最終ラインではなくて、中盤から前に縦パスが入ったところに思いっきりぶつかり、奪って、前に人数がいる状態での攻撃を狙っているようだった。

前半途中まではすごくうまくはまっていたと思う。

先制点の場面もそうだが、この試合のアーセナルは左サイドからの攻撃がうまく機能していた。

コラシナツが長い不調からようやく復活し始め、ラカゼットが最前線に空けたスペースにミキタリアン、ラムジーらが飛び出すことで機能的な攻撃ができていた。

ハダーズフィールドは、できることはやっていたと思うが、オスピナのファインセーブや、今日は集中を切らさなかったムスタフィのパフォーマンスもあって、なんとか無失点で抑えることができた。

ハダーズフィールドでなかったら、3点は取られていたであろう。

後半、ボスにしては早い選手交代もあって、交代選手もしっかりアピールできて、そして何よりワールドカップ前に余計なけが人など出さずに、勝利で終わることができた。

この試合、アーセナルはプレミアリーグ通算千試合目だったそうだ。

メモリアルマッチを、美しいスタジアムで、楽しいフットボールで終えることができて、

22年間アーセナルに尽くしてくれたボスに、小さなプレゼントを渡せたような、そんな気がした。

試合の途中で飛行機が飛んでいた。

「ボス、私たちも寂しいです。あなたと同じように」

寂しいけれど、楽しく美しいフットボールさえ受け継がれれば、ファンの心は離れることはないだろう。

僕も来シーズンからもアーセナルを応援し続ける。





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