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りばいばる#134 オランダで初の出産③

これは2018年5月21日に投稿した記事の"りばいばる"です。

無事出産を終え、小さな小さな五女との対面も終えた4姉妹でしたが、その日の夕方僕に隣町のデン・ハーグでプチ引越しの依頼があった為、事前にお願いしていたデルフト在住のI家に4姉妹を預かってもらい、一旦仕事へ行きました。

2時間程でプチ引越を終えた頃妻から連絡があり、生まれて数時間経ったものの五女の体温上昇が少し足りず、一晩入院するとのことになったということでこの日は僕と4姉妹だけで帰宅することに。

I家に迎えに行くと三女は新品のでっかいソファーで眠ってしまっており、帰る時に抱き起こすと寝ていた所のソファーの色が濃くなっており、「漏らしとるやないかいっ!!」と粗相事件を起こしてしまいました。I家の皆さん申し訳ございません!

後日洗剤をお届けするということでお許し頂きました(焦)

迎えに行ったついでにちゃっかりI家で夕食のカレーもご馳走になり、4姉妹を車に放り込み22時頃帰宅しました。

寝ている三女と四女を担いで家に入り、子供らをパジャマに着替えさせて、もう今日は特別にシャワーもなしで寝ろ寝ろと、4姉妹はあっと言う間に眠りに付きました。

翌朝早起きして慣れない子供らの弁当やフルーツを用意し、4人分の洋服を準備し、何とか早めに家を出て全員で妻の病室へ行き、妻に娘達の髪を結ってもらってから四女を病室において上3人を学校へ連れて行き、ギリギリの登校を大目に見てもらいながら、各自をそれぞれの教室に送り込み、今度は僕がオランダ語学校へ向かいました。

オランダ語学校は全日程の8割出席しないとクビになるそうなので、ちょっとやそっとじゃ休めません。

途中退席の方がまだマシなようなので、妻から退院の連絡が入るまで授業を受けることに。

1時間半程経つと妻からいつでも退院準備OKとLINEが来たので、おばあちゃん先生に「アイハフトゥーリーブザクラス。ビコウズ ベイビーワズボーン!」と妻からレクチャーを受けた英文を伝え、クラスメイトの祝福の歓声の中、颯爽と教室を出ましたw

病室に着き、退院の準備を終えたことを知らせるナースコールを押すとしばらくしてから担当の看護師さんがやって来て、歩いて帰ろうとする妻を呼び止め、車イスに乗れと車まで五女を抱いた妻を乗せて押してくれました。

以前ご出産されたご近所の日本人Kさん一家を迎えに行った時も看護師さんが車イスを押して来てくれていたので、この病院のサービスなのでしょうか?

お産間もない女性の苦労は男の僕には計り知れませんが、サービスも何も自然な流れなのかもしれません。

妻と四女と五女とで帰宅し、僕は出生届けを出しにデルフトの市役所に行ってから(後日詳細を記載します)観光のお客さんを迎えに空港へ出発し、同じ現地小学校に息子さんが通うそのご近所のKさんの奥さんに長女次女三女をトラムで連れて帰って来てもらうようお願いしたりと、ご近所さんの助けなしでは到底乗り越えられない多忙さでした。

簡単に親戚に頼れないので、昔の日本の様にご近所さんと自然に協力し合えるのも海外移住のまた違った魅力かもしれません。

いつ生まれるか分からない為、ドライバーサービスの予約も受けられるものは全て受けていたので、僕が近くにいるタイミングで生まれてくれて本当に助かりました。

長女も次女も三女も(四女の場合は特例)37週目に入ってすぐ生まれていたので、大方五女もそうであろうという予測が見事的中しました。
しかし、産後すぐ退院なんてオランダはスパルタです。

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五女の帰還に抱っこしたがる長女と次女。
三女は五女が泣いたらオッパイかオムツだとすぐ知らせてくれ、四女は初めての妹に戸惑っていました。

更に賑やかになった村上家のオランダ生活はまだまだ続くのでありました。

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2020年10月、更に六女が生まれて益々賑やかな村上家です。
みんなどんどんお姉さんになっていくな〜。パパは君たちの成長がホント楽しみです!

オランダサポート_ONLINESHOP
ドライバーサービス_20201123

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