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りばいばる#058 オランダ移住して約3ヶ月経った我が家の4姉妹の場合

これは2017年2月18日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

先日の三者面談により一番気になりながら見えなかった娘達の学校生活の様子が垣間見え、長女の授業態度の悪さが露呈してしまう結果となりましたが、元々言葉に慣れるのに半年ぐらいはかかるだろうと踏んでいるので、まだその半分の3ヶ月で焦ってもしょうがないなというところに落ち着いております。

どうしても先人の方々のブログ等で、気付けば子供は勝手にオランダ語をしゃべれるようになっていたという良い部分ばかり自分でクローズアップしてしまい、裏の苦労やそれまでの葛藤の部分を見過ごしがちになってしまいますが、我が家の場合はとにかく焦らず明るく前向きにいることが大事だなと改めて思った次第でございます。

現在7歳の長女は家では本来の天真爛漫な性格のまま姉妹で戯れていますが、小学校に行くと無口になってしまい本来の明るさを発揮出来ないことに戸惑っているのでしょう。

人生において何かを乗り越えなければいけない局面は何度も訪れると思うので、7歳にして訪れた初の大きな試練に感謝するつもりで、時が経てばそんな時のことを笑って話せるだろうといいイメージを持って見守ろうと思います。

今となってはクラスメイトとのWhat's appグループでしょっちゅう何やら交流していますw

現在5歳の次女は「サ行」と「タ行」が「チャ・チ・チュ・チェ・チョ」のまま日本語を話すのをそのうち直るだろうと放っていますが、一向に直る気配を見せないので最近では妻が舌の動きなどをレクチャーしたりしております。

個人的には逆に何歳まで「チャ・チ・チュ・チェ・チョ」が直らないのか興味があるのですが、気付けばいつの間にか直ってしまうのでしょうか。それはそれで何だか残念な気がします。

2021年1月現在、9歳半の次女は、かなり薄くなったものの、未だにチャ・チ・チュ・チェ・チョの名残が残っていますw

学校では無口ながら友達とうまくやっているようで、5歳にしてボーイフレンドの様な存在もいるみたいで学校に行くのが自然と楽しくなって来ているようですが、慎重と言うか基本的にビビりなのでクラスメイトのすることを見ながら何をするにも最後の方になるようです。

まあ自分の幼少期も確かそんな感じだったと思うので気にせずこちらも見守ります。

二人ともごく最近までしょっちゅう「日本の方が良かった。」とか「日本に帰りたい。」と口癖の様に言っていましたが、ここのところはそんなフレーズも影を潜め、家で4姉妹で仲良く、時にはケンカしながらキャッキャッと遊んでいます。

最近同じデルフトに日本人の母子が移住されて、学校も同じで年齢も次女と同じ5歳の娘さんということで、オランダで初めて日本語の通じる友達が出来て濃い付き合いになっています。

まだ始めたばかりですが、毎週土曜日に我が家で一緒に日本語の自主勉強を始めることになり、基礎中の基礎あいうえおの五十音をしっかり書くところからスタートしました。

実は妻が英語圏の幼児に日本語を教える資格を取得しているので我が家でミニミニ日本語学校がスタートした感じです。

うまい具合にちゃんと仕切りがあるサンルームみたいな部屋があるので、そこでまずは1時間だけ行っています。

自分の娘だけに教えるのではなく、他人の子が加わることでいい意味での緊張感やメリハリが生まれみんな集中して勉強しています。長女に関しては放置していた日本の一年生で習う漢字を本格的に教えていくことにしました。

やはり他言語を習得することももちろん大事なのですが、日本人として生まれたからには母国語を理解することもとても大切だとこの約3ヶ月で改めて実感しております。

それに自分達が唯一自信を持って話せる言語でもあるので最低限は親子共に努力すべき部分かなと考えています。

一昨年から日本語補習校に通い始めたので、みっちり日本語の勉強を続けています。人に教えるというのは技術がいるので、先生という職業に改めてリスペクトです。

3歳の三女は幼稚園で習ったオランダ語の数字や歌を口ずさみながら、僕等に対しては徐々に日本語の単語を繋げて話すようになっています。

予防接種を2本続けて両ももに打ってその痕がしばらく消えず、時々かゆ痛いようで思い出した様に「いたい〜」と泣いたり、風邪からくる体調不良で元気がない日々が続いたこともありましたが、今は完全復活したようです。

日に日に成長が見てとれ、長女と次女の学校に付いて行くと、出会う子出会う子にかわいがられているので4歳になって同じ学校に通うのがとても楽しみです。

2021年現在、すっかりオランダの小学校に馴染んだ上、日本語補習校も1年生として意欲的です。

四女は1歳8ヶ月。しょっちゅう引き出しからお菓子を出して来ては「あけてー」とおねだりして来たり「ジューチュジューチュ」と空のコップをテーブルに打ち付けたり、片付けも出来ないくせにおもちゃを散らかしまくったり本能のまま行動していて、3人の姉のお蔭で末っ子満喫中です。

今や更に下に2人も妹のいるお姉さんです。

4歳から小学校に通えるということは、日本では不可能な4姉妹が同時に同じ小学校に通えるといううれしい未来も待っているので、オランダに来て本当に良かったと思える様、引き続きがんばっていきたいと思います。

五女が入学すれば、半年程5人が同時に小学校に通う計算になりますw
2021年1月現在、オランダに移住して本当に良かったと思っていますw

前回の記事で子供のことを少し掘り下げて書いたのですが想像以上に反響があり、子育て世代がそれぞれの家庭でそれぞれの価値観やルール、同じような悩みなどを抱えていることを改めて実感し、感謝すると共に勇気を頂いております。

また自分の思うままこのブログで報告・記録させて頂きたいと思いますのでこのブログを読んで下さっている皆様、引き続きどうか温かく見守って頂ければ幸いです。
何卒よろしくお願い致します。

すっかりオランダ生活が基盤となった娘達の今後の成長を、また色々な角度からリポートしたいと思います。

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