見出し画像

りばいばる#056 オランダの幼稚園

これは2017年2月10日にAmebloに投稿した記事の"りばいばる"です。

2017年に入ってから三女をPeuterspeelzalen、"通称プーター"と呼ばれるオランダの幼稚園に通わせることになりました。

三女は日本ならばこの4月から幼稚園年少組に入園する予定の年齢で、日本では去年から毎月1回の体験入園に通っていたのですが、オランダに来てからは毎日暇を持て余していたので良い頃合いという感じです。

この辺りのことはもっぱら妻が担当なので僕はあまり詳しく把握していないのですが、オランダでは4歳から小学校に通えるので、その前の慣らし的な場として2歳から入園可能で、現地の小学校の横に併設されているのが主流のようです。

幼稚園と言うと日本では4歳になる年の年少組から始まって担任の先生がいて同い年のクラスメイト10~20人ぐらいと同じ教室にいて私立では制服やスクールバスの送迎なんかもあってというイメージですが、日本の様に毎日行かせることは出来ないそうで月水金か火木のどちらかを選択しなければならず、月曜水金はお昼まで、火木は午後1時半までと決められています。(2017年2月現在)三女は火木にしました。

施設自体もこじんまりしていて、一つの教室に10名前後の園児達を2名の先生で担当するというのがオランダの幼稚園の形式です。

料金は親の収入によって変動する日本の保育園の様なシステムで、最大月約300ユーロぐらいだそうです。

まだオランダで実績がない場合は最高額を請求されるらしいという情報があり、それならば通わせるのは厳しいなと考えていたのですが、地域にもよるようですが、両親がオランダ語を母国語としない外国人の場合はその子供に少しのオランダ語の特別レッスン付きの特別価格が適応され、デルフト地域の場合はなんと月16.6ユーロということでした。お昼ご飯も食べさせてくれる上にこの制度は本当に助かりました。

2021年1月現在、オランダ語を母国語としない外国人家庭向けの料金制度は廃止され、所得に応じての料金になっております。
我が家は最低料金の12ユーロです。ありがとうございますw

生後6ヶ月~4歳までが対象で夕方18時頃まで預けられる託児所や保育所も別で存在するようですが、値段は幼稚園よりやはり高いようです。(地域によって違います。)

長女と次女が通う小学校にも幼稚園は併設されていたのですが、そこは定員いっぱいだったので、他に空きのある幼稚園を紹介してもらい、家と小学校の間にある幼稚園にしました。

子供達の送り迎えは僕の役目なので、火曜と木曜は長女と次女の小学校の送迎に三女も連れて行き(ほぼ毎日ついて来ているのですが。)8:30までに長女と次女を教室に送り込んで今度は車で5分程の道のりを走り、幼稚園が始まるのが8:45からなので丁度良い時間に三女を送り届けてコンプリートです。

迎えに関しては、保育園の就園時間が13:30で小学校が14:30なので、三女を引き取った後近くのスーパーなどで時間を潰してから小学校に向かうという自然な流れが出来たので、むしろ小学校横の幼稚園が定員いっぱいで空いてなくて良かったという結果になりました。

初日は妻と一緒に出向き、大体の流れの説明を聞いて、三女を預けて帰りました。

他の園児の中にはママと離れるのがイヤで泣きわめいている子もいましたが、三女は置いてあるおもちゃに興味津々で「バイバイ」と平気な顔でした。

先生達からは2日目以降に急に泣き出すパターンが多いと聞いていたのですが、三女は幼稚園がえらく気に入った様子で火木以外もしきりに幼稚園に行きたいと騒いでいるのでとりあえずは安心です。

長女と次女と違い、日本語もまだまだこれからの三女はオランダ語オンリーの幼稚園がスタートし、先生からも良く笑い・踊り・歌っていますよということと。

先生達が話すオランダ語にウンウンと相づちを打ってちゃんと理解しているという報告を受けたので、どう成長していくのか予想が付かず非常に楽しみです。

2021年1月現在、三女7歳は家では日本語オンリーで、日本語補習校では小学校1年生として、しっかり平仮名、カタカナ、漢字を習っていますが日本語よりオランダ語の方が話しやすいと告白されましたw

この1月から2歳9ヶ月の五女が幼稚園に通い始める予定だったのですが、ロックダウンで先延ばしになっています。

全く予測出来ない未来にどこかワクワクしている自分がいたりしますw

オランダサポート_20201128

オランダサポート_ONLINESHOP

ドライバーサービス_20201123

デリバリーサービス_20201123


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?