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髪を切ったら

おそらく前回からもう直ぐ三年になるんじゃないだろうか。
長い髪を扱うこと苦になってきたので、五月中旬短髪にする。ヘアドネーションには、十分な長さで5月22日には発送した。

前回もそこそこ短く切ったが今回はメンズっぽくしたかったので結構短い。
となると、お風呂の時間、乾かす時間も圧倒的に短くなるわけで、とても満足している。

髪型がすっかり変わってしまたので、職場で色々声をかけられるのは必然なんだけど、特に愛想ない私は帽子にマスクでも気がつくもんなんだと、正直少し戸惑ってはいた。
そして、お客さんにも声を掛けられるというか驚く人もいるわけで、そんな喋った事の無い人から「髪、切られたんですか?」としばしば尋ねられる。
「はい、思いきって短くしました、楽ですね」と大体同じ返答をする。

長い頃は年配の女性の方が、おさげにしてた姿を「懐かしい」とか「いいね~」と声かけてくれていたが、短髪にすると同世代の方が多い気がする。そしてがぎりなく「陽キャ」の印象だ。
だって気分が高めな接客でもなければ会話上手でもない、極力控え目に余計なエネルギーは使わないように淡々と作業している人に声を掛けるなんて、中々しないだろう。私だったら……気が付いても声はかけないなぁ。だから、あの人たちは驚きを口に出しちゃう素直な人たちなんだ~って。
日頃から会話があるならともかく「いらっしゃいませ」ぐらいの関係で。
中でも驚いたのは、同じ従業員で「あ!ホントだ、髪切ってる~短いね」と三角巾をひらっとめくり耳の後ろの髪の毛をさわさわしてきた…
流石に触られると思っていないから「お!!」って言ちゃったけどビビったわ。彼女は特別かな?

私が思う「陽キャ」とは距離感が近い人で、実際言われる意味とは違うかもしれないけど。

髪を切った事で垣間見る人柄を楽しんでみた。
そして、半月が立ちコシ強い私の髪の毛はまとまりを無くしてはじめる。



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