藤井風のHanaを聴き、ドラマを見ながら娘と恋バナ 3 honeycome 2023年11月2日 13:45 無限ループで聞きたくなる曲「花Hana」。電車の中、PCに向かっているとき、さまざまなシーンでその名の通り花を添えてくれる。優しい声、なじみのある曲調、リズム。そして唯一カラオケで歌えそう!行かないんだけどね。最近、忙しいというか、心の余裕がなくなって、ドラマを録画してもなかなか見ることがなかったのに、観てます。毎週。曲を聴くために。そして娘と語る、木曜日のために。ドラマの内容は、やはり若者、とくにZ世代には刺さるようで、ドラマなど全く興味のない19歳の娘が、この時間になると部屋から出てきて一緒に見ながら、あーだこーだと語り合うのである。「男女の友情は、成立するのか」的な内容が第一話のカラオケルームで展開されてましたよね。仲野大賀扮する男友達が親友という設定は、実は自分にも少し経験があって、「これはつらいね」と言っていたら、「なんでよ。奥さんはいやでしょ。これは普通」と、娘から意外な言葉が返ってきた。「確かに。でも友達でしょ。気にしなきゃいいだけじゃない?」「はぁ~⁉ 気にならないとか意味がわからない」ドラマを見ながら娘と恋愛話。かなり楽しい。娘の今の恋愛事情を垣間見た気がして、うれしい反面、なんか色んな感情が鈍くなっちゃっている自分に気づかされ、ハッとする。もう初老に近いおばさんは、「嫉妬」という感情をどこかに封印しちゃっているのである。「嫉妬」という感情は誰にでもあって、それを封印したほうが色々と都合が良いし、生きやすい。さすがにそれを娘には言いたくはないので、反論をどう返していくか、次の話の展開を非常に楽しみにしているのである。そして、ふと思う。藤井風の「Love All Serve All」の精神が中年女子(私もその一人)に突き刺さり、じわじわと浸透していくのは、そんなところに起因しているのかもしれないと。まだまだ自分を愛しきれていなくて、色々ごまかしたりして生きている自分にとっては、「Love All Serve All」の精神の方が、しっくりくる。この先どうなっていくかは、神のみぞ知るところだが、この平穏な精神は、いつまでも心に飼っておきたい。若干26歳の藤井風さんが、どうしてしてこのような境地に達しているのかは、ご本人にしか、わかり得ない。ぐちゃぐちゃに嫉妬にまみれた歌詞を聴いてみたいようなそうでないような。次の作品が楽しみであることは、間違いないです! #花 #藤井風 #いちばんすきな花 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート