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【覚書】iPadでLINEスタンプメイキング


はじめまして。
動物のイラストを描いているミドリと申します。

始めたばかりですがInstagramもやっているので、良ければ覗いてみてください〜。


このたび初めてLINEスタンプを
リリースしました!!(歓喜)

せっかくなので、
覚書としてメイキングを残したいと思います。
ついでに誰かのお役に立てれば嬉しいな...!

制作にはiPad air(第5世代)とApple Pencilを使用。
アプリはprocreateメイン、最後の仕上げにibisPaintを使いました。

それではいっくよー!!

1.アイデア出し、ラフ作成

1枚のキャンバスに思いつくままにどんどん描いて(描き殴って?)いきます。
この時はサイズを気にせず、
とにかく思いつくまま。

何気にこの作業が一番時間がかかりました。
たくさんアイデア出すの、意外と難しい。

数多くのスタンプをリリースされている
クリエイターさん、尊敬します。
日頃から思いついたネタを
メモしておくといいんだろうな。
作る側になって初めて分かるこの気持ち。

私はイラストを描くとき、
写真資料を見ながら描くので

iPadの機能Split Viewで画面の左半分に
写真を表示させながら、
右半分にお絵描きアプリを表示させて
描いています。

色々雑なのはご愛嬌


2.サイズ調整

LINEクリエイターズスタンプの
制作ガイドラインによると、
スタンプ画像のサイズは
横370px × 縦320px(最大)。

ということで、さっき描いたラフを
1つずつ新しいキャンバスにコピペした後、
イラストとキャンバスのサイズを
いい具合に調整していきます。

最初から横370px × 縦320pxのキャンバスに
ラフを描けばいーじゃん!
って感じなのですが、
アイデア出しの時点では1枚の紙に
すべて描きたかったので。

しかし、いちいちサイズを直すのが手間...
ほかの人はどーしてるんだろ?
どなたかお知恵を貸してください。

準備完了


3.線画

ここまでできれば、完成も同然(気持ちの面で)。
あとは完全に楽しい作業、ボーナスタイムです。
新規レイヤーに線画を描いていきます。

何も考えず手だけ動かせばいいから、好き。

procreateのブラシはスタジオペンを使ったらいい感じ


4.色塗り

線画が終わったら、
色ごとにレイヤーを追加して色を塗っていきます。
線画のレイヤーを「基準」に設定しておけば
色塗りがとても簡単。

詳細は割愛するのでググってくださいませ


5.仕上げ

もうひと踏ん張り!
ここでイラストにふちどりを付けたいなあ、
と考えました。

見やすいという理由もあるけれど、
ふちどりがあるとステッカーみたいで
なんかカワイイ。

ところがprocreateには
ふちどりを付ける機能自体は無いんですよね。
もっと言えば文字を挿入する機能も無い。

調べたら、
色々な機能を駆使して
ふちどりを付ける裏技的な方法を紹介されている
クリエイターさん達はいらっしゃいましたが

私がprocreate初心者過ぎて、
いまいち上手くいかない...
(多分どこかで操作ミスをしているんだと思います...!)

そこで、裏技は諦めました。(笑)

イラストや漫画を描くアプリとして超定番のibisPaintを召喚!!

フィルターを選んで…
便利な機能あるじゃーん!

ふちどりの太さや色を設定して...

じゃん!!

かわいい〜

最後にそのままibisPaintで文字を挿入。
文字にもふちどりを付けられるので
いい塩梅になりました。

完成!!

6.審査

作成したLINEスタンプは直ちに販売できる
という訳ではなく、

LINEヤフー株式会社(2024年5月現在)に
審査をリクエストして
基準を満たしていると判断されたら
無事販売することができます。

すべての画像が準備できたら、
LINEクリエイターズマーケットのサイトから申請。

さ〜サクッと申請するぞ〜と思ったら

おおん?

英語でスタンプ名と説明文を入力する欄が
あるではないですか!
LINEは世界中で使われているから、そりゃそうか。

英語に苦手意識あるとちょっと面食らうので
事前に準備しておくと
申請がスムーズかと思われます。

中学生レベルの短い簡単な英語で良いかと!
申請なんぞに時間かけたくないからね〜。

7.リリース

無事審査をパスすると、
LINEクリエイターズマーケットから
お知らせが届きます。

今回はGW真っ只中に申請し、
3日後に審査が完了!

LINEクリエイターズマーケットの
マイページに出現したリリースボタンを押して
晴れて販売開始となりました。

8.終わりに

以上、初めてのLINEスタンプメイキングでした。

デジタルイラスト初心者である私が
LINEスタンプを作って
良かったことと反省点を挙げてみます。

〈良かったこと〉
・同じキャラクターを何枚も描く必要があるので
  良い練習になる

・お絵描きアプリに慣れることができる

・リリースというゴールがあるので、
 イラストを描くモチベーションを
  維持することができる

・自分が作った商品を世に出すことで
  自信に繋がる
 (まあ自己満足ですが自分をアゲるの大事)

・自分のイラストを
  ほかの誰かに使ってもらえる...かも

〈反省点〉
・アプリの使い方を調べながら、
  試行錯誤しながらの作業だったので
 時間がかなりかかった
 →勉強になったとプラスに捉え、
     次回に生かしたい

・期限を設けずマイペースに作り過ぎた
 →行程ごとに締切を設定し、
  もっと短期間での完成を目指したい

無事リリースし終わった今、
今度はこんなスタンプを作りたいな...と
ムクムクとアイデアが湧き上がってきているので、
また近々形にしたいなと思います。

スタンプ販売ページのURLはこちら

最後までお読みいただき
ありがとうございました!!

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