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久川颯の放つ輝き〜ろくますに寄せて〜


はじめに


今回は、ろくます(ロック・ミュージックで選ぶアイドルイメソン生) DISC3 にて投稿させていただいたイメソン

君と羊と青 / 久川颯

について、曲に込めた私の中の背景とプロデュース方針について書き連ねます。

一言で言うと、私にとってはーちゃんはそのままでキラキラなんだよという、反撃です。

まず今回のリクエストは、「アイドルやテーマが先にあって、それに合う曲を探した」ではなく「曲を漁っていたら、蓋をしていたもやもやを思い出し、なおかつ昇華してくれる概念に出会えた」という順番です。
というのも、ろくますに送ろうかなと考えたときに、ロックミュージシャンの曲として問題なく言えそうでかつ知っているのがBUMPとRADくらいで……。それもちゃんと聴いていたのは学生時代の一時期だけなので、最近の曲は分からないという有様。(音楽の守備範囲が狭く深くです)
けど告知を拝見したときはちょうどイメソン熱が好調な時期だったので、歌詞サイトで好きだった曲の歌詞を一つずつ読んでいって、そうして閃きました。



自覚したもやもやについて



※あくまで「1人の久川颯P」の考え、もっと言えば「プロデューサーを名乗る1プレイヤー」の考えです。
※とあるイベントコミュの描写について、個人的に首を傾げています。



デレステにおけるはーちゃんの転機となったイベント、「サマーサイダー」について。

サマーサイダーの作中Pは、
「颯は、なんでもそこそこできる能力があるから根拠のない自信が積み重なっているだけで、本当には自分を好きになれていない」
という主張のもと、はーちゃんに問いかけをします。
はーちゃんは、自分に本当にアイドルとしての才能があるのか悩みますが、仲間に助けてもらいながら、キラキラするために走る姿を見せていこうと決意します。

当時の私としては、これまで見ていたはーちゃん像が突然180度……までは行かなくても120度くらいは変えられてしまうほどの衝撃でした。
いやまあ、その前に実装された、ソロ曲に寄せたストーリーであるメインコミュの終盤でも、「この終盤のもやっと感は何を言いたいのだ……?」と胸の中がざわざわしていたのですが。
そのときはそういうもんだと受け止めようとして、その後ショックを頭の中でうまいことぼやかして薄めていました。
「でもまあ私の中のはーちゃんはそのままでキラキラだし」と自己完結させて「私の中のはーちゃん」を見ていた感覚です。

でも今回、イメソンの波と、あとちょうどその頃実装されたフェス限がトリガーとなり、「いや……どうなの……?」という感情が湧いてきました。

まず「根拠のない自信」というところ。
はーちゃんは何でもできるから、努力もできます。
自分に足りないものを分析して、その分頑張る!知ってもらいたい!と輝ける子です。
……とプロデューサー(を名乗る1プレイヤー)はそう思ってしまいました。
comic cosmicやVOY@GERのコミュを見てごらんなさい!悩みながらも自分なりの輝き方を考えて、あんなに輝いている!

それから、作中Pがそういう考え・方針なのだとしても、無駄に不安を与えるようなやり方は……こう……勝手に壁に直面させといて乗り越えるための道具はろくにヒント出さないのは……乱暴に焦らせて傷つけて……どうなの……うん……本題じゃないのでここまでにします。

そんな夏を越えて、冬に登場したフェスはーちゃんは、

「ステージに立つには、つらいことや苦しいこともあって、アイドルになれば輝けるわけじゃなくて」
「そうじゃなくて、きっと……キラキラするための魔法を、自分にかけ続けてる人たちのことを、アイドルって呼ぶんだね」

([メイク・ハー・スター]特訓コミュ)


と言っています。最高ですね。
ただ、それもあって、
「サマーサイダーでのあれは、フェスはーちゃんに向けて『とりあえず一回大きく挫折させてそれでも前を向く展開』が欲しかったのだろうか」
とも思ってしまいました。
……この辺りは、推しを可愛がりすぎてモンペになりがちな思想が出ていますね。

……と、ゲームのシナリオに目くじら立てても仕方ないとは分かっています。デレステというコンテンツが久川颯をこのように描写したのは一つの事実です。
でも一方で、プロデューサーという名の1プレイヤーとして「久川颯」をどう受け止めるか、それをどう伝えるか。それも、良識の範囲内ではある程度自由だと思っています。

なので今回、「でも私にとってのアイドル久川颯は、自分の力で最高にキラキラしてるんだよ!!!」を叫ぶためのイメソンとして送らせていただきました。



私にとっての「久川颯」


はーちゃんって、私の中で、何かを動かすパワーを持った子なんです。
というのも、実を言うと、はーちゃんを含めた「2019年にデレステ発で新登場した4人」に対して「最初からボイス付きで登場だなんて優遇されて気に食わない」と最初は思ってしまっていました。(ちょうどボイス有無の格差にめそめそしていた時期だったこともあり……今は4人ともそれぞれ好きです)
それが今や、「愛する担当!」にまで思いを変えさせたわけですから。


それは、私の好みの問題もあるとは思いますが、はーちゃん自身の放つキラキラがそうさせたわけで。

「アイドルになれば……はーのことを、好きになってもらえるかなって」
「はーが好きなのは、一番可愛くて最高な颯だもん♪」

(久川颯N + 覚醒コミュ)

そうキラキラした顔で答えるはーちゃんに、眩しさを感じて、もっとキラキラにしたいと思った。
はーちゃんのまま、輝いてほしい。
それが、私の思いです。

デレステの方も意識が追いついて、

「ずっと探してた、はーだけのキラキラ……きっと、これがそうなんだね」

[メイク・ハー・スター]+ ホームセリフ

「今日より明日、明日より未来!はーの輝きは、期待を超えていくよ」

[メイク・ハー・スター]+ ホームセリフ


と高らかに言えるようになりました。

これから、久川颯がどんなキラキラを見せてくれるのか。
彼女を愛する1人のプロデューサーとして、楽しみでなりません。


眩しすぎて閉じた瞳の残像が
向かうべき道のりを指差してんだ

君と羊と青 / RADWIMPS


この歌詞を、私の中のはーちゃんに送ります。



ろくます3で表示していただいた画像
はーちゃんの輝きは、我々の期待を超えていきます