人生で初めて本気のダイエットをする話

2020年、時代は令和、アゲ〜。21歳の平凡な就活生たちは戦の春を迎える。「地球・人類滅亡論はあながち間違っていなかったんじゃないのか！このまま殺してくれ〜！」というほどのコロナウイルスに翻弄されながら、もう #おうち時間 を初めてはや3週間を過ぎる。あまりにも暇。趣味はクッキーを3日に1回作ることで、インスタにクッキーが並んだオーブンの中の写真とかは載せない。嘘、たまに載せる。

本日は、そんなゆるゆるとした1日が終わる前に、4日に1回の買い物(クッキー作りのほうが頻繁ってどないなんだが?)のために運転する以外の運動はしていなかった私が、ダイエットを決めた話を書き留めた。少し長いのですが、しばしお付き合いを！

———————————————

遡ること27日前。とある企業の就活ステップを順調に進めた私は、就職面接のためにポケットマネーで東京に向かった。(激痛出費)

「え〜こんなにコロナ流行ってんのに面接あんの〜」とかぶつぶつ言いながら、内心はこんなご時世でも就活を進められることに背徳感があった。

思ったよりフランクな面接で、3日後には4月24日に行われる最終選考の連絡が来て、正直１つ内定を収めておくことで安心できると思った。

しかしながら、緊急事態宣言を受けて面接延期のお知らせが。まぁ、仕方ないと割り切って面接の原稿を練り直す日々が続いた。

————————————————

4月23日。メールボックスに↩︎のマーク、引用して返信されている見覚えのある企業。件名『コロナウイルスに伴う選考終了の案内』

件名ネタバレすぎて、動悸が激しく窒息しそうだった。

心の声.｡oO（あなたはAEDを👈❗️あなたは救急車を呼んでください❗️）

『新型コロナウイルスの影響で、(私)の選考継続は難しくなりました。末筆ながら〜…』

お祈りメール。Love and Peace またはRest in Peace。もちろん企業様のせいではないし、大変なのは私だけではない。なのに、とっても悲しくて涙が流れるばかりだった。

内定出るのか、そもそも新卒採用する企業はあるのか。不安だけが募るこの毎日で、ついにストレスのピーク来たる。外に気晴らしに行きたいけど、最寄りの警察署がクラスター(最低)だし安易に行けない。新しい分野の学を肥やそうと思っても「新しく何か学んだら採用してくれるのか？」とか捻くれた考えが手や頭を動かさない。

この先、保証のない未来の想像をしていいのか。

最初はすぐに収まるだろうと甘く見ていたウイルスは、多くの人の人生を奪った。そして今後の人生を左右する就活は特に、出口のない迷路のような、抜け出せない不安しかなかった。

何十年振りの就職氷河期が、よりによって今来てしまったことに、ただただ運のなさを感じるばかりだった。

だけど、とりあえずやってみよう。こんな若い間に家に閉じ込められることはもうこの先ないだろうから。

何かを始めることで何かが変わるかもしれない。

そんなアバウトな考えから、私はこのどこにもぶつけることができない悔しさをバネに、ダイエットを始めることになる______。（ここまで長すぎ）

————————————————

workoutと無縁の人生を送ってきた私が今、毎日決められた運動をしているのだ。

ちなみに私は、高校2年生から大学2年生まで体重が1グラムも変わってなくてまだわりと細い部類に属していたのだが、留学から帰国してからぶくぶくと7キロも太った。トドじゃなかったら現役の朝青龍。(どっちにも失礼)

全集中‼︎(?) 呼吸の訓練から柔軟。脚パカ100回、横脚パカ内もも両足200ずつ。外もも両足200回ずつ。プランク1分、スクワット30×2などなど。

なんか見様見真似だから合ってるかなんて全然わかんないけど、これからなのよ。

食事を気をつけるようになって、運動するようになって、『食事制限なし❗️激しい運動なし❗️1ヶ月でマイナス８キロ❗️』みたいなこと、世の中の99%くらいには通用しないって気づいた。楽して痩せられるなんて絶対になくて、何かを得るためには何かを我慢して犠牲にしないといけない。

もし内定をいただけて、初任給を貰った最初の日にはvalentinoの13万のロックスタッズのパンプス買うので、似合う体型になれるような体作るわ、わたし‼︎

いつかこの不穏な日々が終わってまたみんなに会えるようになったとき、1番綺麗な自分で会えますように。あと少しの我慢、いや辛抱だよ。「人は我慢はできないけど辛抱はできるのよ」とキリちゃんは言っていたからさ‼︎

この瞬間綺麗になろうと頑張ってる自分を、いつか好きになれますように。この期間、生き疲れるほど時間あるから、みんなも楽しい趣味見つけて頑張ろう‼︎

———————————————-

（追記）最近のしあわせ: マッサージ中に知らないところにほくろをみつけたとき。私や大事な人にしか見えない所にあったりして、タトゥーみたいでかわいい。