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雨の日をポジティブに過ごす

雨でした。
雨の日は良く眠れるなー!と毎回父は嬉しそうに言います。

祖母のお見舞いのため名古屋に行くため、雨の日に早めに実家に帰って動画をみていたり、本を読んでいたら、うとうと眠くなって寝てしまいました。

普段そんなに眠くならないのに、雨の日だとどうしてこんなに眠たいのかしら。

雨の日と眠気は関係あるのかな?と思って調べてみたら、雨の日は酸素が薄くなって副交感神経が活発になるので、夜と脳が勘違いし眠くなるのだそうです。

雨の日はなぜかいつもやる気がでないのは空気中の酸素が薄くなるせいだということで、いつも雨の日だけ、自分に甘い私でございます。

私の父は農家出身。

私『ねーねー、雨の日は農家の人は何すんの?』

父『雨の日は家のことすることもあるけど大体休みだな』

農家の人は雨の日がお休み。ってことは雨が降ったら今日は休みだ!と嬉しい日だったかもしれない。

一方、江戸時代の雨の日を調べたら、雨宿りか、濡れて帰るかどちらか。

昭和30年頃までは雨宿りと水を請う人を拒んではならないという暗黙のルールがあったんだそうです。

急ぎの人には蓑、笠、傘を貸すこともあって99.9パーセントお礼と一緒に帰ってきて、美しい風習だったと書いてありました。

現代と違って分刻みで仕事をしているわけではないので急ぎの用事など滅多になく、雨だからやむまでそこの家で雨宿りさせてもらって待とうかな、とかそこの家に傘を借りようかとか、知らない人でも平気でお願い事をし、お礼と一緒に返すなんて、昔だからできる素敵な風習だったなーと思いました。

雨が降ったおかげで新たなご縁が生まれたり、人の優しさに触れられるなら、雨だから最悪!みたいな感情、昔の人はなかったんだろうな。

いつの日からか雨だと濡れるから最悪だと、雨を喜ばなくなった現代にいるため、かくいうわたしも雨だととてもめんどくさい、と言う感情に毎回なるんですが、以前私のところに四泊だけしたアメリカの女の子のジェントリーが、

『アメダイスキ!』と言ってたのも印象的です。

え、なんで?雨はほんとに好きじゃないんだよなって思いながらここ数年、雨が降るたびにその子の言葉を思い出します。

というわけで雨の日はラッキーと思える、ハッピーな過ごし方を考えてみました。

ボーッとする。

人間、ボーッとする時間が、一番脳が活性化するらしいです。なにかに集中したり、考えているときよりもぼーっとして、次になにかを考えられるように普段より20倍も脳が活性化してるんだとか。

私は普段ぼーっとしてる時間がもったいないと思ってしまい、なにもせず、なにも考えないぼーっとした時間を持つことが全くないですが、『意識的になにもしない』ことが人間には必要だから、忙しい私たちは風邪を引いたり、強制シャットダウンみたいなことが起きるのかなとも思いました。

仕事のある日でも、雨の日は早めに帰って、家事は最低限、ご飯も適当にし、ボーッとする時間をとる日と決めるのもいいかもしれません。

雨の日は分刻みで忙しい私たちに、ぼーっとする1日を持ちなさいという天からのメッセージなのかも。

たくさん寝る

雨の日は良く眠れるので少し長めに寝る日、とか早めに就寝する日にすると次の日体調が良くなりそうです。

私も雨の日に昼寝、早めの就寝をしたら次の日みるみるやる気がわいてきて、やりたいことがどんどん進むことこの上なし。

本能にしたがって生きることは大事です。

家族や友達に連絡をする

江戸時代に習って、新たなご縁まではいかなくとも、今あるご縁を思い出し大切にする日にしてみるのも素敵です。

普段連絡を取ってなかった友達にLINEを送ってみたり、なかなか電話をする機会のない家族にテレビ電話してみるのもいいかも。

また、普段感謝を伝えたいのになかなか機会がないなと思ってたら贈り物の手配をしてみるとか、そんな誰かのことを考えて、感謝する、そんなことも素敵な過ごし方といえます。

仕事や家事をこなす日常で雨が降るだけで心曇らせるのではなく、雨だからやりたいことに目を向けられる視点や、気持ちの転換を行えるようになりたいな

と思う今日この頃でした。

しかしながらこの記事を書き終えられたのは雨の次の日の快晴の今日。雨の日に頭を休ませられました。

みなさんは雨の日、なにをしたいですか?







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