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「触ったことない武器やってみた@幻想神域 昇龍棍編」


■昇龍棍
・ドラゴンエフェクトはバリクソカッコいい。武器はほぼ見えない
・スキル効果が超絶クッソ分かりづらい、wikiにも情報がないのがネック
・アビリティがドン引きするほど弱い
・氷刃天廻がヤバつよ、これ以外使わん
・おしゃれはできない。ショタコンに厳しいゲーム
・二度とやらん


 英名は「Numchucks」、ヌンチャクらしいです。ヌンチャクはふつうに「Nunchaku」で通じるらしく、Google翻訳だとこっちが出てきました。ほかの言い方だと「連節棍」なのですが……まあ、「トゥーリンクト・ファイティングスティックス」って言い方もだいぶアレですし。もともと琉球の武器らしいんで、英名が明らかに文字起こしorローマ字なのも致し方ないですね。リスニングで「着物」が「ク↑モノォ↓ゥス」だったの思い出した。

 通称は「ヤタ」、「しょうりゅうこん」って打ち込んでも一発変換できないのと、設定上この武器を扱うのはヤタ族という人種だけ、というところからきています。メインストーリーを見る限り知名度はけっこう低いようで、地理的に近い場所にある島にも彼らの存在自体まったく知らない人が多数いるようでした。リリ・ヤタは結界で隠れているようなので、そこんとこもあるのかも。

 やたらかっこいい龍の形をした「龍気ゲージ」があり、闇属性のスキルを使うとプラス(上)に、氷属性のスキルを使うとマイナス(下)方向に、一回あたり5ポイントの「昇龍エネルギー」が溜まるようです。ゲージとか状態についてほぼ説明がないので、わからない用語は適当に名付けさせてもらいます。嫌なら公式で説明しろ運営。

 ゲージは上2/下2に分かれ、「龍気開放」を行うことでゲージの色が変わり、バフがかかります。プラス5ポイントで「闇牙」、プラス10ポイントで「闇牙・青」、マイナス5ポイントでは「氷牙・赤」、マイナス10ポイントでは「氷牙」のそれぞれの状態に変化します。赤と青は色の変化から名付けただけなんで申し訳ない、アビリティマップにあった闇牙と氷牙以外の公式名称は見つけられませんでした。ほかの職のゲージはカーソル合わせたら説明出るんですけどね……いや、マジでなんでなの? ショタ嫌いなんでしょうか。

 龍気開放を起点として、移動速度アップや属性ダメージ増加をつねに保ちつつ、ややトリッキーな攻め方で戦う職のようでした。またもや海外の方の動画(この人以外まったくヤタ扱ってない)を見てみると、なんか氷の丸ノコみたいなスキルを使いまくっています。どういうことかなと思いつつ始めてみますと、まあたしかに……これ一択になるよな、って感じでした。 最初期からずぅーっとついて回る問題として、ダメージの発生がものすごく遅いです。

『幻想神域』で複数回ヒットするスキルは非常に多いのですが、ヤタは画面上の動きとダメージの発生がほぼ同時なので、「左右のぶちのめし→上から叩きつける」「陣を敷く→氷の竜が飛び出して噛みつく」といったエフェクトが、そのまんまダメージの発生にリンクしています。こないだのギターで扱った、いらん子のトナンテよりひどい。

 星天球の「メテオグローブ」とか杖の「アイスストーム」みたいな、当たった瞬間に複数回ダメージが発生するスキルはものすごく使い勝手がいいです。球・杖がおすすめなのはこれが理由。あと盾の「ライトニングブロー」やら鞭の「ブラッディヴェント」のような、ヒット回数がほぼ目で見える形でダメージが発生するスキルも、当てやすいので助かります。ライトニングブローも、別に「掲げる→振り下ろす」って動作ごとに一回ヒットではないんで、見た目よりだいぶつよい。

 で、ヤタのダメージ発生が遅いのがどういう問題があるかというと、敵が倒れるタイミングを見誤ったり、スキルを当てきれずに生存されたり、期待したほどの火力が出なかったりする、あたりでしょうか。そういう意味で、初手から最大火力を発揮できる氷の丸ノコ「氷刃天廻」はものすごくありがたいです。こればっか使われるわけだわ。追加ダメージの発生についても、丸ノコの回転が伝染してヒット一回目と同じダメージが四~六回ほど発生するため、クッソ強いです。聖剣の「ブレイクソード」で起こる「聖炎」に似ていますが、あっちより利用しやすいなと感じました。感染ノコギリって怖くね? どういう世界観なんだよ(困惑)

 言っておくべきこととして、『幻想神域』の近接武器はあんまりおすすめできません。敵は長射程のヤバい攻撃を撃ってくるのに一定の距離を保っていたり、自キャラはスタン耐性がないので囲まれてスタンループに陥ったり、といったことも珍しくないからですね。そうでなくとも、近接攻撃が当たる距離に行くと敵はだいたい通常攻撃を繰り出してきます。IDだと2~5体の敵がグループになっていることが多いので、それらを倒せるようにと近付いた瞬間にえぐい勢いでボコられることになります。防具をかなり強化していないと、近接はけっこうきつい。

 基本戦略としては、敵をある程度集めて氷刃天廻を叩き込む、以上! って感じです。アビリティとラピスで射程距離を伸ばせるので、明らかに武器のリーチを超えた距離から敵に当て、即死した敵から感染して周囲の敵もばたばた倒れていきます。あんまし正義の味方っぽくねぇな。通り過ぎるときに氷刃を置いていけば、追いかけてくる敵も引っかかって倒れていくので、かなりのハイペースでIDを回れるはず。

 ……これ以外に言うことないな。「強いスキルがあるんで、それを使って狩りすると有利です」という話題はたしかにトピックとしてやりやすいのですが、それ以外にも「ここがいい、ここが有利、これは刺さる」って話題をなんとか掘り起こしたいなと思っています。まあでもその、レジェ武器がわりかし強いこと以外に利点はないかなと。

 以前はショタ=ヤタだったのですが、なんと星天球は人間リリヤタぜんぶでキャラを使えるようになり、盾・砲もリリヤタを使えるようになりました。というわけで「ショタ目当て」がひとつ潰滅。氷が強い武器は杖、闇が強い武器は弓・槍・鎌・ギターと上位互換がいくらでもあるので、入り込む隙がまったくありません。よって「強い属性」も潰滅。殲滅力のある近接武器だと、聖剣がトップオブトップで超えられる気がしませんね。けっこうなスキモノじゃないとやらないかなー……私は二度とやりません。

 いちおう必須だと思ったアビリティとか覚えきれなさそうなところはメモとして置いておくので、やりたい人はこの記事をベースにしてカスタムしていく感じでどうぞ。ただし、情報すべてにざっと触れるのではなく、私個人の感想として覚えとかないとマズい点、これは使えると思った点をピックアップしているだけです。細かいとこは抜けていたり、見落としがあるかもしれないので、丸呑みは要注意。

 とりあえず氷刃天廻をメインに据えた氷ビルド(右特化)で考えていきます。それ以外パンチが弱いからしゃーない。あ、アビリティはこんな感じがいいと思います。

 銀アビはどれもそこまで強くない感じでした。龍気開放をさらに強化できる「龍血活性」だけは必須として、ほかによく使う技のEXアビリティを取ったり、欲しいアビリティを狙ったりしてみましょう。カスタム性はかなり柔軟だと感じます。

 ちなみに琴との複合スキル(右下の青いやつ)があるので、サブ武器は琴一択です。近接武器は敵にガンガン殴られて大変なので、ハイペースで回復できる琴は最適。あと龍気開放&マイトリズムで常時かなり強化された状態を維持できるので、そこんとこも素晴らしい。

 龍気開放で強化されるのは「影龍波」「堕龍脚」「月襲落」「氷龍陣」「氷刃天廻」です。氷ビルドの場合はマイナス10ポイントが強化条件、闇ビルドの場合はプラス10ポイントが強化条件、月襲落だけは闇牙・氷牙両方がありました。この「月襲落」、スキルの説明文と実際の内容が食い違っているんですが、ダメージゼロなのは設定ミスなのでしょうか? ちょっと気になりますね。

 ポイントを溜めるのはものすごく簡単で、闇/氷それぞれのスキルを一回使うことで5ポイントが溜まります。闇がプラス(上)、氷がマイナス(下)なんで、強化したい方のスキルを使って、2ゲージ溜まったら開放して強化! って感じでオッケー。ドラゴドールとは違って解放中もゲージが溜まるので、強化状態をつねに維持し続けることができます。ゲージを溜めやすく、ゲージによる強化中もゲージが溜まる点、ここはたぶん唯一無二の強みですね。ドールと違ってリカバリーもかんたん。

 スキル効果を見比べてみると……まあ、わりかし強化されてますね。

 一律で威力が強化され、いろいろ強力な効果が付いています。この影龍波はそこそこ強いのですが、よくよく考えると「絶対に当てたい闇属性の切り札」はありません。なんだったらこれがいちばん強い闇属性スキルまであるので、脳死ぶっぱでもいいかもしれません。いちおう左特化の「邪龍印」もブリンクなので、当たらない状況をそもそも想定してないというか……。命中率低いのはちゃんと装備強化してない証拠なんで、強化スキル使わないと当たらない攻撃なんてないような。

 ダメージゼロな月襲落はまあ……スタン以外の使い道がないのと、もう一発何か撃たないと強化スキルを使えないので、「同系統スキルを二発撃つ→龍気開放→強化スキル撃つ」という流れにわざわざ挟み込むことになります。お膳立て専用スキルとか初めて見たかもしれん。

 ボス前とかに使うと強いかもしれません。ゲージが中途半端な状態はあんまり想像できませんが、使いたいときは調節するといいのではないかと思います。バフはいい感じだと思うんですが、ゲージ溜めがめんどくさいのとダメージゼロなのがちょっと。タイミングを厳選して、きっちりゲージ管理を行えばすさまじい火力が出るはず。

 使い方フローとしては、

・プラス5orマイナス5ポイント溜める→龍気開放→強化版の月襲落
・プラス5orマイナス5ポイント溜まっている→強化したい系統のスキルを撃つ
・プラス10orマイナス10ポイント溜まっている→強化スキル発動

 こんな感じ。闇/氷はきっちり分かれているので、決め手にする強化スキルの系統がどっちなのか覚えておきましょう。私がクソ強いからこれ一択! と叫んでいる氷刃天廻は文字通り氷なので、具体的には「氷龍陣→龍気開放→氷牙・月襲落→氷迅乱舞→龍気開放→氷牙・氷刃天廻」の流れになります。解放の時間はけっこう短いので、二回目の開放もやることになる、かなぁ。解放の効果時間が切れてない場合は、二回目まで待つ必要があります。

 ただし、氷刃天廻を強化する必要があるかどうかは微妙。

 幻想神域ではDoT(ダメージオンタイム/持続ダメージ)は弱いとされがちなのですが、このスキルの「持続ダメージ」はいわゆるそれとはまったく違い、スキルダメージとまったく同じ威力が複数回発生します。強化版だと持続時間が0.1秒と書かれていますが、たぶん下の防御ダウン効果にかかっているんでしょうか。でも0.1秒って何ができるんだろう……ボルテージⅣの発生くらいしか間に合わんで。たぶん記載ミスですね(適当)。

 強化すると防御ダウン効果が付くのですが、龍気開放に会心ダメ15%増加、このスキルにも氷属性ダメージ10%増加、先ほど述べたコンボには受けるダメージ10%増加もあるんで、あんまし強くなってる実感はないような。威力が上がりCTも短縮されるので、そっち目当てですかね。近接武器で対人とか無理っす(断言)

 堕龍脚はまったく使っていなかったので、使用感を述べることはできません。すまぬ。デバフの効果は汎用性の鬼なので、どうつなげても強いとは思います。でも使ってないからわからん、申し訳ない。スクショした画像だけ載せておきます。

 最後に残った氷龍陣は、完全にコンボパーツですね。

 氷刃天廻の持続ダメージは本当に「感染ノコギリ」といった印象で、最初の丸ノコが当たった敵が全員丸ノコを発生させ、一定範囲内でそれに当たった敵も丸ノコを食らいます。移動速度低下&氷ダメージ増加は、完全に氷刃天廻のお膳立てですね。こちらはダメージの発生がクッソ遅くてイライラしますが、多くの敵を巻き込むほど同時処理がはかどるので、割り切って使いましょう。


 はい、もうこれ以上言うことなんにもないですゆるして……置きダメ殲滅もお手軽バフもショタ要素もほかに取られているので、この武器だけの特色は「ゲージを開放中に溜められて実質永続バフにできる」くらいだと思います。

 雑感として、リリヤタ両方の話になるのですが、メインストーリーが途中から割り込みになったうえに専用ストーリーがなかったことになる点、これはちょっとなーって印象でした。今まで顔も見たことないおばちゃんに「帰ってきたよ!」って言うってなんかおかしいやろ。スカーレットさんが嫌いなのではなくて、姉とか兄とかいるしライバルに帰ってくる宣言とかもしてるのに、結局シーフォードに世界線が収束してるのがなんだかね。戻ってくるタイミングのお話、追加で欲しいなーなんて。

 リリ(ドラゴドール)とヤタ(昇龍棍)のどっちが強いかと言われると、ドール一択ですね。断言します。スキル効果を見ると似たようなことが書いてあるものも多いのですが、使い勝手は段違いです。モーションが早いぶんダメージの発生が早いので、もたつきがありません。特化によるCTリセットというトンデモ特性もあるので、コンボなんて考えず永久ぶっパターン入って殲滅完了☆できてしまいます。

 速さ50%時でも氷刃天廻のCTは6秒、討ち漏らしがあるとスキルふたつくらいでつないでもう一回撃つことになります。範囲内に入っても、敵の倒れ方いかんによっては感染ノコギリがうまくいかないので、ゲージ管理がまためんどくさいことになるんですよね……。ドールだとアステルレイで討ち漏らし→アステルレイで処理、という流れもできてしまいますし、砲/槌両方のゲージに意味があるので、ゲージ管理はしぜんに身に付いていると思います。そこはドールの方がたいへんですが、最悪天砲にできればいいはず。

 この火力至上主義のゲームに求めている殲滅の爽快感がぜんっぜんないので、とりあえず覚醒キャンペーンが過ぎたらキャラ削除しようと思っています。なんか妙な方向からヘイトがアクティブ化するバグっぽい現象があったり、月襲落がダメージゼロだったりゲージにカーソル当てても説明が出なかったりと、運営が手を抜いてるんじゃないかなと思える箇所がところどころにありました。ゲージ説明くらい入れて、どうぞ。

 もうやる気出ないんで、あとは好きな人が頑張ってください……

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