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フライングパワーディスクについて知っていることを書いてみます・前編。

こないだ触れた新潟県長岡市にあるゲーセンことテクノポリスですが、月例のイベントとしてネオジオ3種(餓狼3・RB餓狼・サムスピ零SP)とかガロスぺとかQMAなどの大会がある中で、今月6/29は「持ち込み企画の日」だったので、最近自分の中で面白くなってきているフライングパワーディスクの対戦会をやってみよう!と思って相談してみたら、無事に基板も動いたという事で実施の運びとなりました。(因みに開始時間しか書いていないのは人の集まり具合によっては早々に終了する可能性があるとかないとか)

とはいえ、あまりにもマイナーなゲームでもあるわけで、基本操作はネオジオ系は最初に説明があるとしても、それ以外の知識も必要になるので自分の知っている限りをここに書いておこうかなと思ったわけです。



基本的なこと。

そもそもフライングパワーディスクとは。

コートの中で1対1でフライングディスクを投げあって相手のゴールに入れることを目指した競技で、エアホッケーみたいなものを想像すればわかりやすいと思います。ただここはゲームの世界なので魔球もあったり非現実的な挙動もありますが、それも含めてこのゲームの面白さ、かなと。

ルール。

制限時間(設定によって変わる)ありの3本勝負(基本設定)で、
・規定点を取る
・タイムアップの際に相手より点数が高い
際にポイントが入り、先に2本とれば勝ち抜け。
ただし同点の際は両方に1ポイントずつ入り、両方とも2本とった際はサドンデスが始まります。ここでも決着がつかないときはまだ確認していません。

ゴールには3点ゾーンと5点ゾーンがあり、入ったところによって点数が異なる仕組み。また、ディスクをコートに落としてしまった場合は相手に2点。
ゾーンの構成はコートによって異なるのでそれも戦略に関係しそうです。

CPU戦の場合は自キャラ含め6人との対戦になり、2人目と4人目のあとにボーナスステージが挟まれます。6人目を倒せばエンディング。

操作。

1レバー2ボタン。
レバーは移動・投げる方向の指定・カーブをかける時に使用。
ボタンはAがシュート・トス。Bがロブ。
また、移動しながらAボタンでスライディングが出ます。

基本的に投げられたディスクをキャッチしてボタンを押して投げるのが基本。キャッチするのにボタン操作は不要で、ディスクにキャラが触れればキャッチしたことになります。これはスライディングをしたときも同様。
ただ、背面からディスクがぶつかるとキャッチできずにダウンしてディスクは上に跳ね上がります。これでミス確定は無さそうですが、急いでディスクの落下地点に向かいましょう。

キャッチするとキャラはその場に立ち、移動ができなくなるのでレバーで方向を決めてAで普通のショット、Bでロブ(山なり)、波動拳コマンドのようにレバーを回してからAでカーブショットを投げる事ができます。
因みにキャッチしたまま投げないと一定時間後自動的に投げますが、めちゃくちゃ遅くなるので注意。キャッチして投げ返すまでの時間が長くなるとスピードが落ちてきます。ロブの場合はすぐに投げると相手ゴール付近、遅く投げるとネット付近という感じで飛距離が短くなります。

レバーを入れないでAボタンを押すとキャラがディスクをはじく動作をするのですが、これが飛んできたディスクにあたると真上に打ちあがります。落ちてくる真下のいい位置に構えているとキャラがパワーをためはじめ、たまったところでキャッチすると特殊なショットを投げることができます。

・方向指定あるいはそのままAボタン→スーパーシュート(キャラ固有)
・Bボタン→スーパーロブ
・カーブショットの要領でレバーを入れてからA→スーパースピン

ただ、トスで打ち上げるタイミングも重要で、ちょっとずれると真上には打ちあがらないのでパワーはためにくい(たまらない)ので注意。
これらのショットは勢いがあるみたいで、ゴール付近でキャッチした際はそのまま押し込まれてゴールされることもあるので注意。

参加選手(登場キャラクター)

選択画面には6名いて、スピード寄り~パワー寄りに分かれていて、スピードタイプの2名に「初心者用(for beginner)」と書かれていますが、三田さんは初心者向きではない(個人の感想です)ので注意してください。
参考資料:フライングパワーディスクのサントラ(ファイターズヒストリーダイナマイトも一緒に収録のアレ)に入っていた小冊子など。

・HIROMI MITA(三田広美)・日本

ディスクスピード F・カーブの強さ A・走る速さ A・
スライディング F・技術 B
スーパーシュート:ライトニングウェーブ

カーブがかけやすく、移動スピードも最高なので確かに初心者向きとは書かれているのですが、パワーが最弱という事は早く投げ返さないとディスクスピードが遅くなりやすく、スライディングが下手という欠点もあり、それなりにクセがあるのでやっぱりちょっと慣れてからの方がいいかも?
あと「ダメージに弱い」とも書かれているので押し込まれやすいのかも?
スーパーシュートはサインカーブの様な(~←みたいな感じ)軌道で進んでいきます。

・STEVE MILLER(スティーブ ミラー)・イギリス

ディスクスピード E・カーブの強さ B・走る速さ B・
スライディング E・技術 A
スーパーシュート:ソニックカッターシュート

当時の海外スタッフの名前をそのまま使ったキャラクターで「社長」と言われていたとか。SNKのキムカッファンさんの様な感じでしょうか。
三田さんのとんがっていた部分を少しマイルドにした印象。技術Aというのがどういう意味なのかは今の時点では自分はよくわかっていません…。
スーパーシュートは上あるいは下の壁沿いに進んでゴールを目指すもので、挙動がわかりやすいという欠点が。CPU戦ではよく使いますが。
因みに海外版には存在せず、別キャラになっていてそのボイスもサントラには収録されていました。そして2のエンディングでは…。

・LORIS BIAGGI(ロリス ビアッジ)・イタリア

ディスクスピード C・カーブの強さ D・走る速さ C・
スライディング C・技術 C
スーパーシュート:ディノ・ボルティチェ

スピードもパワーも平均的な能力。ただちょっとカーブがかけにくい感じ。バランス型という点では次のコスタと似ている…かな。
スーパーシュートを見た感想としてはスーパースピンの派手バージョン。壁に当たった時の挙動が全く読めないときがあるので脅威ではあります。

・JORDI COSTA(ホルディ コスタ)・スペイン

ディスクスピード D・カーブの強さ C・走る速さ D・
スライディング B・技術 D
スーパーシュート:ブラナスタブラスタドール

名前が読めませんでした。バランス型その2。
スピードとパワーがビアッジに劣る代わりにカーブとスライディングが優秀という点で差別化を図っているのかも。同キャラ対戦可能なのでパラメータを同じにする必要はないんですよね。
スーパーシュートは小さくジグザグに動いてゴールするタイプ。

・GARY SCOTT(ゲイリー スコット)・アメリカ

ディスクスピード A・カーブの強さ F・走る速さ E・
スライディング D・技術 E
スーパーシュート:ブラスト・シュート

非常にわかりやすいパワータイプ。カーブがかかりにくいので必然的に直線的な投げしかないものの、パワーは最強なので多少投げ返しが遅くても結構スピードは出ます。しかし機動力は最低クラスなので広いコートは大変?
スーパーシュートはジグザグに動く…のですがコスタと違って上下の壁に跳ね返りながらジグザグに動くというパワーあふれるものになっています。

・KLAUS WESSEL(クラウス ヴェッセル)・ドイツ

ディスクスピード B・カーブの強さ E・走る速さ F・
スライディング A・技術 F
スーパーシュート:ラキン・ガフ

移動速度最低・スライディングが最高という極端な移動性能。スライディングでディスクを拾えと言わんばかりの能力に見えます。パワータイプゆえにカーブはかかりにくいけど投げるスピードは速いという感じ。
スーパーシュートはラキン・ガフ。一言で言えば初見キラー。コの字型に曲がるという物理法則をまるっきり無視した挙動です。まぁゲームだし。
2ではなんかレクイエムをバックに戦う闇の帝王に似た感じに見えるのは気のせいでしょうか。

とりあえず。

なんか基本操作とキャラ紹介だけで相当長くなってしまったので一応前編はここまで。後編は多分そんなに長くならないとは思いますが…。

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