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フライングパワーディスク(WINDJAMMERS)が面白くて。

フライングパワーディスク(以下FPD)というゲームがありまして…もともとは30年前のアーケードゲームなんですが、日本では同年にはスーパーストリートファイターⅡX、バーチャファイター2、鉄拳、KOF94などの稼働する対戦格ゲーブーム真っ盛りだったせいか、FPDはそれほど知られることなく気がついたら見なくなっていた…という印象を受けました。

かくいう自分もリアルタイムでは遊んだことは無く、稼働していたのをなんとなく見かけた(けど100円入れて遊ぼうとはしなかった)レベルだったのですが、近年になってから興味が出てきて、少しずつ遊ぶようになってきたわけです。

じゃあなんで興味を持ち出したか?というのを思い返してみると…

  1. 遊ぶ機会の存在

  2. 移植版の存在

  3. 配信・大会配信の存在

あたりがあったからじゃないかな?という気がします。

1,遊ぶ機会の存在。

高田馬場ゲーセンミカドさんには東京に遊びに行くときに寄ったりしたことがありますし、配信もちょくちょく見ているのですが…ここで時々「ミカド大感謝祭」という定額フリプイベントがありまして、今はルールが変わったかもしれませんが、以前は1日あたり4000~5000円(額がうろ覚え)払って自分の遊んでもらいたいゲームを設置してもらうことができました。自分もマジカルドロップ3クレオパトラフォーチュンをリクエストしてもらったことがあるくらいなのですが、その中でフライングパワーディスクもあると知り、フリプだから思いっきり遊べるのでは?と思ったのが最初のきっかけではありました。と言いながら大感謝祭で遊んだ記憶はないのですが。理由は今でもよくわかりません…。
ただ、今でも遊ぶことができると知っただけでも大きかったわけです。

2,移植版の存在。

遊べるゲーセンがあることはわかったものの、その都度新潟から首都圏に行くのはフトコロ具合的にも厳しいわけです。かといって知る人ぞ知るようなレアなゲームが移植される可能性は低いだろうし、そもそもゲームを作ったデータイーストは2000年代前半になくなっているのでどうしようもない…と思ったら移植版がありました!(ニンテンドースイッチ・PS4・PSV版は確認)

日本でそんなに人気が出なかったゲームがなぜ…?と思いたくなるものですが、日本では人気が出なかったけど海外ではかなり人気だったらしく、フランスのDotEmu社が版権を持っているパオン・ディーピー社の許諾を得て移植版を作ったといういきさつがあります。もっと言えばこの会社、続編も作っちゃいました(これはPS4・switch・steam・Xbox版が存在)。
因みにパオン・ディーピー社はFPDを作ったデータイーストのライセンスを持っているらしく、以前ニンテンドーDSでRPG「ヘラクレスの栄光」の新作が出た際は販売こそ任天堂でしたが開発はパオン(当時はディーピーの名は無かった)だったりしています。

YouTubeでも海外版の名称であるwindjammarsで検索をかけると色々動画が見つかるんですが、

このDotEmu社の予告映像を見ると、日本とは全然違う盛り上がり方をしたんだなとなんとなく感じられます。だって日本じゃCMなんて全然なかったですから…。
移植度に関しては問題ないと思います。ただ、海外の会社が作ったせいか日本語には非対応なので注意といえば注意。とはいえ複雑なルールではないので慣れると思いますが。

3,配信・大会配信の存在

移植版で遊べるようになったのですが、遊べるようになると今度は誰かと対戦してみたくなるわけでして…そこで目に入ったのが先に話した高田馬場ゲーセンミカドさんのフライングパワーディスク大会配信でした。大会自体はそれなりの頻度で(最近は月イチあるかないかくらいでしょうか)あるのですが、平日では仕事があるので絶対に無理ではあります。
ただ、ちょうどイベントで東京に行く日(日曜日)が大会と重なったので去年の夏に初めて大会参加した次第であります。初の対人戦がまさかの大会参加という…。
それが一番上に貼りつけた動画になるわけですが、この時点ではキャラの名前すらはっきり覚えていないレベルかつ参加者はめちゃくちゃ強いという状況なので当然のごとく最下位ではありましたが、一応見せ場は作れた…ハズ。今見返してみると色々と反省すべき点・知識が足りなかった点がわかって勉強になりますわ…。

更に時は流れ、ゲーセンミカドの配信でFPD大会を見ていたら優勝者が
「オンライン対戦会をやっています」
とコメントしていたことに気づき、これは色々な人と対戦できるチャンスでは?!と思い、XとYouTubeで検索して調べたら続編の方ではありますが週1くらいのレベルでオンライン対戦会が行われていることを知り、先日初めて参加させていただきました。
一番の懸念事項であったオンライン対戦のラグもさほど気にならず、参加なさっている方のレベルも相当高くてとてもいい刺激になった次第です。また機会を見て胸を借りるつもりで参加していこうかなと考えております。

おわりに。

全然ゲームの内容に触れていないんですが、まぁそれはまた別の機会に書くかもしれません。今回はこのゲームを遊んだアレコレについて最近を振り返って書いてみました、という事で。


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