貝で重要なのは殻か中身か
また文化史本を読んでいる。
見ての通り「貝」がテーマだ。ヒゲの時と同じく、今回もまた目次を見て読むことを決めた。これだけ色々と文化史本を読んでいると、目次の重要性を感じざるを得ない。タイトルだけだと魅力をあまり感じないので。
何せ「〇〇の文化史(誌)」である。〇〇にはたいてい身近な単語が入るから、ぜんぜんキャッチーに感じない。何が良いのかタイトルからは見えず、なんか色々と書いてありそうとしか思わない。
それが目次を見ると、その本の個性が分かる。本書『貝の文化誌』の目次はこんな感じだ。
ここから先は
805字
/
2画像
この記事のみ
¥
100
人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。