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どのようにアニメを紹介するか

おすすめのアニメを見ていない人に布教するとき、どのように紹介すべきかを考えてみたい。

まず考えるべきは、その作品の魅力は何かを考えることだろう。欲張ってあれもこれも話そうとすると、話がとっ散らかって伝わらない。自分が感銘を受けたポイントを考え、それが最も伝わるストーリーを語るべきだ。なので最初に魅力を考える必要がある。

次は相手を引き込む導入を考える。最近のnoteでも書いたように、導入を上手くやらなければ相手は興味を失い、それ以上は読んで (聞いて) もらえない。そのため上手くやる必要があるのだが、導入ではどんなポイントに気をつけるべきか。

俺が意識しているのは2点だ。1つは素早く大筋を理解してもらうこと。もう1つは興味を持たせることだ。これは相手のコストを最小限に抑え、リターンがあると思わせることである。人は理解するのに時間がかかる話は嫌がり、価値のある話を聞きたいものだ。この2点を重視する。

大筋を理解してもらうためには、相手の知っている知識を利用するのが良い。イチから学ぶのは大変だが、既存の知識にプラスするなら簡単だ。これは「○○の△△版」や「○○が□□する話」というような説明をすると良い。

興味を持たせる方法としては、「問い」を与えるのが俺は好む。「なぜ○○は✗✗なのか」とか、変わった主張をして「なぜそう言えるのか」のように問いを与える。そうすると人はつい答えが気になるので、興味も持つというわけだ。

本しゃぶりでは何度かアニメをネタにした記事を書いている。多くの場合は人気が出てからで、作品を見ていることを前提にした記事を書く。だが中には読者が見ていないことを前提とした記事もある。例えばこれとかはそうだろう。

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