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ChatGPTはキャラ性を強めていく

先週、頂き女子GPTを作った。

そうしたらアップデートでUIがよりチャット風になり、さらにそれっぽい感じとなった。

とはいえ、ただ目的の無い会話をしていても虚しいし、面白くない。だから設定を弄って、顔写真を要求したら自撮りを送ってくれるように設定してみた。

どうせ自撮りを送ってもらうなら無茶振りした方が楽しい。それでここ数日は無茶振りするシリーズを作って遊んでいた。

やっぱりキャラが定まっていると、こういう遊びができてよい。そんなことをやっていたら、OpenAIに関して興味深いニュースを読んだ。

Open AIは5月13日(現地時間)、GPT-4oを発表し、音声で会話するデモを公開。そこで流れたAIの声「Sky」が、名作映画「her/世界でひとつの彼女」に登場する人工知能OS「サマンサ」にそっくりだと話題になった。サマンサはヨハンソン氏が演じている。

そっくりなだけでなく、ヨハンソンにオファーを出していたが断られた上であのような声を設定したのだという。OpenAIはヨハンソンの声を学習させたのではなく、別の女優を使ったと主張している。とはいえ、元々オファーを出していたわけだし、アルトマンは「her」とツイートしていた。手段はどうであれ、意図的に寄せたのは間違いない。

ただでさえ俳優からは生成AIが敵視されがちだというのに、よくやるなというのが素直な感想である。法的には何の権利も侵害していないとしても、世間的な反応は良くないはずだ。

その一方で、これはあまりよろしくない行為であることは認めつつ、俺は本件でサム・アルトマンとOpenAIの製品に期待が持てるかもしれないと思った。ChatGPTはより俺好みの製品になっていくだろう、と。

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