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本は読む前に評判を調べよう
読んでいた。
ヴァイブレーターは想像するそのままの意味で、アダルトグッズのアレである。例によって俺の人生において全く関係のない器具なわけだが、内容はかなり面白い。
かつてヒステリーの治療法として医者が女性患者に性感マッサージを行っていたが、これは手間がかかり、できればやりたくない治療行為であった。何とかマッサージを自動化できないかと昔から様々な手段が考案され、ついに登場したのが電動ヴァイブレーターだったというわけだ。
これは意外性があって面白く、記事のネタとして使いやすい。記事化することを前提に、まずはnoteで試しに書いてみようと思った。そこでAmazonへ行ったところ、気になるレビューを見つける。
資料を超強引に解釈しているけど、実際証拠がないということで今は否定されている本。そういった情報や最新の研究は翻訳されないので、この本の内容が今も本当のよう見えてよくないですね。
ファンタジーとしては面白い、インパクトがあったと擁護すると、学術研究というものの意味がゼロになりますので・・・
マジで?
しかし、このレビューだけで使うのを諦めるのは、さすがに早急すぎる。本のどこが間違っているかによって、使えるかどうかの話は変わる。『ファスト&スロー』のように、駄目な研究と問題ない研究が混在しているパターンならば、使えるところだけ使えばいいのだし。
そこでどこが問題なのか調べてみることにした。翻訳書は日本語よりも英語で調べたほうが情報が多い。こういう時はPerplexityで調べるのが楽である。
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人に対し何かをしてあげるという事は、全て「見返り」を期待しての行為だ。noteのサポートは文章を読むための「見返り」である。