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『Adobe Firefly』覚書

ジェネレーティブAI『Adobe Firefly』がAdobe Creative Cloudに追加されると発表され、3月末からβ版が使用できるようになりました。
実際使ってみた使用感など個人の覚書として情報まとめていこうと思います。


【公式リンク】

公式サイト:https://adobe.ly/42Ig3XP
Discord:https://adobe.ly/3KaLVgp
Twitter:https://twitter.com/AdobeFirefly_ai

Adobe公式ブログ紹介記事


『Adobe Firefly』最初の使用感

映像クリエイターなので、基本操作をざっと学んだあと、まず『Firefly』で生成した画像で【skeleton】の映像を制作してみました。

制作しながらまず感じたのは、短時間で様々なイメージをいくつでも生成できるため、「クリエイティブな思考を加速させてくれるツール」だということ。

現在はまだβ版のため
(1)Text to image
(2)Text effects
の2つの機能のみが利用可能となっています。[2023年3月末現在]

またβ版のため、現時点では商用利用は禁止となっています。


(1)Text to image

上記ツイートの動画のような形で、生成したい画像のプロンプト[説明用の呪文]を入力し、4枚の画像が生成されます。
今までに【NovelAI】や【Stable Diffusion】などの他のAIツール使用してきましたが、『Adobe Firefly』の特徴の1つとしてUIがとても素晴らしいと感じました。

「画像サイズ(アスペクト比)」や「画像のテイスト(写真・グラフィック・美術)」などを右メニューから切り替えて、素早くイメージの変化が確認できます。
また「スタイル」「色・トーン」などもUIから選択できるため、素早くプロンプトを切り替えてイメージの変化を確認できます。


(2)Text effects

他のAIツールでは今まで見たことが無い珍しい機能【Text effects】。
一文字一文字手作業でコラージュ的に制作するのはかなり工数がかかるので、タイトルやロゴなど色々な場所で活用できそうな機能だと感じました。


「個人的に気に入った点」

〇生成される「チビキャラ」がとてもカワイイイメージが多い。

飼っている「クレステッドゲッコー」の「チビキャラ」を作ってみましたが、想像以上にいい感じだったので、思わず映像も作ってしまいました。

また、他の方が公開されていたプロンプト[a cute 3D charcter made of XXXX]に素材やキャラ名を入れると、3Dテイストのとてもカワイイキャラ達が生成されました。


〇テクスチャーや背景など動画素材としてもとても有用

自分の場合は、AI生成画像は基本映像制作の素材として使用することが多いので、上記のようにクオリティの高い「テクスチャー」や「背景」が生成でき、とても有用と感じました。


まだβ版ということで今後も様々な機能が順次追加されていくはずなので、新しい機能も公開され次第、順次試してみたいと思います。

個人的には「クリエイティブな思考を加速させてくれるツール」で、今まで使用したAIツールの中で最も使いやすかったため、本公開されたら実務でもどんどん使用していきたい!と感じました。


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