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本と三線と石垣島      ✴︎〜11人の小学校体験記〜


なんだ、これは⁉️

異世界に来たような感覚になるのは、きっと私だけじゃないはず。。米原ヤシの群衆もあるその山の裾野に、巨大星人が突然現れて、ちょっと、
ここはどこ?!状態になる。一体だけじゃない、多分30体はある。しかも、2メートルはゆうに超えている、巨人ばかり。

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木の高さと比べてみたら、その大きさわかるかな。奥に点在しているこの巨人達は、自由に登って🆗! かくれんぼし放題、走り回って遊べて、息子は背中に乗ったり、頭に乗ったり、そのフットワークの軽さに、どんなスポーツをさせたら、良いのかなぁ。と考えたりする。本人はサッカーと空手に興味があるみたいだけど、どっちもしたら送り迎えが大変だなぁ。とか、また自分軸で考えてしまうのだけど、仕事と家と子供のことのバランスをとることは、重要なところ。。

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息子の体験入学をさせてもらってる石垣島の学校のお父さんが、米原にある〝米子焼〟で働いているというので、作業場を見せていただきにいったら、その工房の裏がこんな事になっていて、  出入り自由だし、更に、車でもみて回れる道があって、アミューズメントパークと化しているのだけど、無料でいいの?というくらいの、面白さ‼️

沖縄のシーサーから派生したこの巨人達だけど、セメントで作られているらしく、米子焼自体は、地元の土を使って粘土で作っているもので、作業場とは別に販売店舗があって、大小のシーサーが勢揃い。 この米子焼の特徴は、色味が斬新! とにかく、色のバリエーションが多くて、巨人達みたいな色の具合で、シーサーが彩られている。土色とか単一色のシーサーはよく見るけど、ここまで、ド派手ものは見た事ない。       きっと、自由な発想を持っている社長さんなんだろうなぁ〜と思ったら、温厚な優しい70代ぐらいの社長さんで、奥様と会社を立ち上げて、従業員の方達の色んなアイデアをどんどん採用していきながら、アップデートを常にしているようで、それが作品にも現れていた✨

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そのお父さんは、可愛いシーサーも作りながら、バリバリの八重山古典民謡の教師でもあって、 一つ一つ民謡の意味から歌い方、発声の仕方まで丁寧に教えてくれるのです。

知れば知るほど、八重山民謡と宮古民謡、沖縄民謡との違いがわかってくる、これは、果てしない道のりだ、、芸能というものも、料理でもワインでもなんでもだけど、奥が深い。マニアックになっていかないと、その歴史を紐解いて、背景をみて真髄を知るなんて、出来ない。わたしはまだまだペーペーのペーだけど、何でか民謡に惹かれてしまって、調べる事が面白いとう、深みにハマっている( ̄▽ ̄)

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そして、学校のお母さん達も移住者の方々が多く、もっと地元を知って、子供達にも伝えていきたい、地域の人たちと繋がりたい、という想いから、〝地元あるある探検隊〟をつくったそうだ。

この場所の人や歴史や地理、生物に文化と生き地引のような方がいらっしゃって、その方に話を聞きながら、学校と連携をしてみんなで、この地域を開拓した人たちの足跡を辿ろう!と企画をしているところに、わたしも参加をさせてもらった。

伝えたい事。

は、石垣島の母も糸島の母も一緒だ。

子供達がワクワクするような、冒険にいくようなMAPつくり、現地への下調べ、日程調整、みんなで考える時間は、かけがえのない楽しい時間だったなぁ。


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