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ちむどんどん 第79話 詩が頭に入ってこない。


あらすじ。

あまゆに現れたのは
兄・けんしゅうだった。

和彦の母に振る舞うはずの
料理に手をつけつつ
ポータブルラジオで
競馬の中継を聞く。

のぶ子が現れ
料理に手をつけないよう言う。

あまゆの店主や
三郎さんも来る。

けんしゅう曰く
このレースに
おれのプライド兄貴としての
存在価値すべてがかかってるわけよ。

刺せ!(競馬用語です)

そこへ
和彦親子。

しかし気がつかず
酒!
と、昼から飲もうとする
けんしゅう。

そして
和彦母の存在に気がつき
なんたらかんたら、おばさん!
と話しかける。

和彦くんのおかあさん!
とのぶ子に言われて、

父親代わりの兄
けんしゅうです。
と、急にお淑やかに
自己紹介。
が、時すでに遅し。

言ったでしょう?
住む世界が違う。
と、言って去る
和彦母。



母が帰ってから
あまゆに戻ったけんしゅう。

住む世界が違うの
一点張りで、、、
誤解をとくから。
と、のぶ子たちに伝える。

誤解じゃないから。
ありのままのにいにを
見られただけだから。
と、のぶ子。
まともな分析で
少し安心した。

それから競馬をして
印象を下げたことを
みんなに責められる
けんしゅう。

「馬鹿なりに
妹の結婚を祝おうとしてる。
でももう、のぶ子の前から消える。
結婚式も出ない」
と、ふてくされ
店を飛び出す。

追いかけるのぶ子。

俺の気持ちもわかってくれ。
とけんしゅう。

わかってるよ、と
のぶ子。

話をしつつ
のぶ子は財布からお札をだす。

兄は受け取りつつ
またりょうこにガミガミ言われる。
などと言って去る。


娘の寝顔を見つめるりょうこ。

うさんみ料理も
作れない女に
本家の嫁は伝わらない。

という石川本家との
会話を思い出している。


翌朝ものぶ子は
和彦実家に弁当を届ける。

昨日は大変だったみたいですね。
と、家政婦なみこさん。

和彦くんのお母さんに
伝えてください。
今度は私の働いている
レストランに来てくださいって。
(最初から
フォンターナがいいだろ。
あまゆを引き立て役に使うなよ
と、視聴者の私)
と、伝えつつ

なみこさんに
お弁当を渡すのぶ子。

受け取れません。
2キロも太ったんですよ。

今日のはなんたらかんたら
ですよー。
とメニューを伝えて
受け取ってもらう
のぶ子。


昨日はごめんなさい。
と、母親に謝る和彦。
(新聞社暇なのかな)

座ったら?
今回のことでよく分かったでしょ?
働く女性なんて。
家事や育児を誰がやるの?
(ここまで働く女性を
否定したら、視聴者は
普通はのぶ子の味方になるはず
だか、そうはならないのが
ちむどんのすごいところ)

僕はお母さんみたいな
女性が欲しかったわけでない。
のぶ子の毎日は充実してる。
(また、売り言葉に買い言葉で
母親を否定する和彦)

私クシの人生はつまらないのね。
否定するのね。


会社からのぶ子に電話する
和彦。

あの人の言葉を借りれば
住む世界が違うんだ。

あきらめないで。
だってうちたちは同じ世界に
住んでるんだのに。
(ここすごく良いセリフ
として書いてそうなのに
異様にムカつきを覚えるのは
なぜ。無神経な前向きさ
だからかな。
黒島さん、次は良い役
射止めてね。本当に)


家で佇む重子。

本日はこれで、と
仕事を終えて帰ろうと
するなみこさん。

和彦は良い子だった?

いいぼっちゃまでした。

愛情をかけても
大人になったらコロッと
忘れて。
親にならなければ
わからないことが
あるのに。
母親なんて虚しいわね。

そんなこと言わないでください。
奥様やぼっちゃまにあって
私の人生は充実しています。

(傍役ほど人格者であることが
多いこの作品です)


詩を朗読する母。

新聞社で同じ作者の
詩の朗読をする和彦。

また、詩の朗読をする
母親。

母親は一晩中子守唄を歌う。
だがその声はどうなるのだろう。
とかなんとか言う詩。
中原中也かな。


あまゆで翌朝の弁当の
味見をするのぶ子。

うーん。
美味しい。まーさ。
と味見して喜ぶ。
(悩みないんか)


母に向けた手紙を書き始める
和彦。
(多分手紙なんだけど
デスクで書いてるので
新聞記事の仕事かも)


和彦の写真をなでて
和彦は渡さない。
とつぶやく重子さん。

(冬彦さんのドラマは見てない
けど、やはりこの辺り
和彦は冬彦さんの
パロディを入れつつ
現代版を描いてるのかな)

(それにしても朝の
忙しい15分に
古い詩を何本も
差し込まれても
「この詩はどの人物の
どの心境を反映したものかな」
とかゆっくり考える時間が
なくて頭に入ってこないのよ)

(完)

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