ちむどんどん　第61話　黒砂糖のキッス。

★
（ナレーション）
生まれて初めて
恋に落ちてしまったことを
知ってしまったのぶ子でした。
と、先週を振り返り。

★
養豚場。
女性にフラれてぼーっと
仕事する兄・けんしゅう。

★
フォンターナ。
自分の恋心に気がつき
ぼーっと仕事する
のぶ子。
フライパンで
肉を焼きすぎる
のぶ子。

★
ウエイターとして
客席に料理を
運ぶが間違えるのぶ子。
運んだ料理は
ディアボラ風。

あ！昔、
サイゼリヤでよく食べた
やつだ！
と、久しぶりに
朝ドラに共感のような
感情を覚える
視聴者の私。

転んで料理を盛大に
こぼし、皿も割る
のぶ子。
（※スタッフが
美味しくいただいております。
と、心の中でおもう
視聴者の私）

★
さとるが裏口から納品に来る。
嬉しそうに
こないだは、ありがとな。
つきっきりで看病してくれたさ。
的な事を言う。

のぶ子の、返事は
上の空。
否定すればいいのに。
つきっきりでなく
すぐ帰りましたよー！と。

「やんばるで
おばさんに俺たちのこと
話してくる」

「ごめん、今忙しいから」

男女逆だとこういう
会話は時々耳にしますね。

★
フォンターナの閉店後。
ニノ橋シェフ、のぶ子に。
「困っていることがあれば
相談して」
「特に困っていることは、、、」

「今ののぶ子さんを見ていると
先輩を思い出します」

と、自分の恋愛話を
他の人に例えるという
以前と同じ手法でのぶ子に
自分の恋バナをして
励まそうとする。

オーナーは言いました。
先輩にあなたの気持ちには
答えられない。

その先輩は
悶絶するような恋の悩みを
仕事の原動力に変えたました。

のぶ子さんもそうしてください。

というアドバイス。

★
東洋新聞。

父親と電話する愛さん。
結婚式場をおさえた。
二人で住む
マンションの件も
返事をくれ。

早く仕事を辞めて
孫の顔を見せてくれ。
就職をした時の
約束だったじゃないか。

と、
愛さんがプレッシャーに
悩むような情報が一気に
耳になだれ込んできた。

★
タラ島さんが
愛さんに言う。
「世界とファッションの
企画、通りそう。
来週までに出し直せるか？

優秀だが
大野にしか書けない
というものにはまだ
出会えてない。

幸せは結果ではない。
夢に向かってワクワクする時間。
それが幸せ。
指咥えてまってても
幸せは訪れない」

と、アドバイス的なことを
口にして照れながら去る
タラ島さん。

いい人で、言っていることも
すごく好きだが
もはやこの人の魅力だけでは
このドラマを引っ張ってくのが
難しい、と感じる
視聴者の私。
以前はタラ島さんが
話すと胸が晴れたが
今日はそうでもなかった。

★
和彦。
沖縄の企画を一人で
進めている。
戦没者の遺骨収集。

そこに愛さんが来て、言う。

マンションの契約の件
どうするの？
結婚式場を押さえたって。
このまま人に決められて、
それでもいいの？

和彦、、返す。
僕は愛の意志を尊重する。
（あ！ゼミでやった問題だ！
じゃなくて、石川ひろおさんと
おんなじ解答だ！と、
悲しくもおもう、視聴者の私）

決断をまかせるのって
逃げてない？

和彦の気持ちを聞きたいの。
迷ってるから聞きたい。
親の期待、
記者としての自分。
道を照らしてほしい。

ごめん。
と、和彦。

謝っちゃうんだ
辛いな。

他に好きな人でもいるの？

違う。何言ってるんだ。
そんなわけないだろ。

ここで退場する愛さん。

ここまでで8時12分。
体感8時45分。

★
フォンターナ。
3人のモブの退職届が
調理台の上に置かれている。
オーナーが入ってきたので
矢作、ももき、たましまの、
と、退職届を見せる。

そういえば、
こんなことを言っていた、と
辞めてない方のモブが思い出す。
ドア越しに矢作さんの
セリフを回想する。

お前らいつまで
働き蜂でいる？
巣を抜け出さないといつまでも
働き蜂だぞ、的な。

矢作さん、いいところ
あるとおもったんだけど
いいとこない扱いでしたね。
さようなら。
のぶ子の料理でも
うまいときは
うまい！
と、素直に言えるのが
矢作さんのいいところだったよ。
さようなら、さよなら。
来週には戻ってきてね。

★
臨時休業ですね。
と、ニノ橋シェフが
判断。
しかし
オーナーは
店は休みません。
私が厨房に入ります。
と、宣言。

こういうニノ橋シェフの
守りの姿勢が
オーナーの恋心に
火をつけなかったの
かもしれないね。

それなりに
存在感があったから
辞めた3人のその後が
気になるけど
ちむどんどんは
その辺一切描かない可能性が
あるから、
どうか3人は戻ってきてほしい。

「すみません、
俺たちやっぱり
ここで働かせてください」

オーナー。
「私も悪かったわ。
親戚とはいえ、
下っ端ののぶ子に
3倍の給料をあげて
あななたちモブを
ないがしろに
しすぎました。
ごめんなさい」
とかでもいいので。

（完）