20210526

 ひさびさに6時前に目が覚め『おはよう寺ちゃん』をつける。しばらくゴロゴロして6時にむくり。

 『おは寺』の6時台水曜コメンテーターは森永康平さん。わかりやすく解説していながらバッサバッサとお花畑な偉い人たちを斬っていて気持ちがいい。

 一億総お客さま

市民の主体性のなさ、責任感のなさを感じ、頭に浮かんできたのはそんな言葉だ。

 一億総お客さま化は、『お客さま第一』とか『全てはお客さまのために』というフレーズを多くの企業が使っているせいだなと思った。

 日頃《お客さま》と接していてると、彼らは自分で選択することはあまりない。自分がどうなるかを求め、何を買うか、どんな方法で支払うのか。サービス提供側としては《提案》はするが、決めるのはお客さま。だが彼らは決められない。だからこちらとしては、決めて欲しい方に決めてもらうように仕向けるという感じだ。

 コロナ禍の対策にしても、どれが本来の感染対策になるのかを考えて行動してる人はそこまでいないと見ている。周りがやっていることはやる。言われてるのは、出歩くなということ。マスクなしで喋るなとか、食事中は喋るなとはあまり言われない。だから遠出をやめて、マスクと消毒はしてもカフェでマスクなしで延々と喋っちゃう。通りがかりに居酒屋を見ても意外にお客さんがいる。

 対策を打ち出す政府や行政側としても《こうして欲しい》という方向性がないんだろうな。結果が出ればいい、それだけ。

 なんかもう迷走してることすら気づいてないと思う。

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