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悔恨とは

BONES -骨は語る- シーズン6 第17話
のエンディングシーンで、和訳すると「悔恨」という言葉があらわれる。

一般にはあまり耳にすることがない。

悔恨(かいこん)
あやまちを後悔し残念がること。
過去の言動に関して後悔したり反省したりすることを意味する語。
「自責の念」という意味合いに重きを置く。

「是余が非徳の致す所悔恨するとも曷(なん)ぞ及ばん」染崎延房・近世紀聞

「悔恨の念を抱く」、「悔恨の情にかられる」という風に使われ、
悔恨を無くすことを「悔恨の念を超える」という使い方をする。

仏教では懺悔(ざんげ)=懺摩(さんま)、キリスト教では、悔悛(かいしゅん)が悔い改める意味で近い。
BONES設定で、テンペランス・ブレナン博士(主演)は無宗教
サイコパスで躯を観てはしゃぐシーンや冷淡なシーンが多い。
天才アスペルガー、頑固者、上下関係に厳しい。
世界の主要言語を解する。
無神経な発言が連発し、自らが指導している研修生を見下し、他人の感情を逆なでする。
作家としても高く評価され、印税で莫大な収益を得ている設定。

シーズン6 第17話 では足専門家を貶して精神障害により片腕が麻痺しており、周囲の仲間から謝罪するように勧められるが、最初断る。
ブレナン博士は最後には足博士の能力を評価して麻痺が改善する。

相棒でFBI捜査官(高位)のシーリー・ブースに謝罪したのかと問われるエンディングシーンで、謝罪はしていないが「悔恨」と説明する。


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