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TAOの美 酒風呂

「酒風呂」とは「酒風呂健康法」として昭和59年(1984)に、道家<道>学院 TAO ACADEMY の初代学長である早島天來(正雄)先生が、“道家(TAO)の秘伝”として初めて世に出されたものです。

酒風呂には日本酒を用います。

なぜ、日本酒が適しているのか、日本道観発行書籍「導引術秘伝 サケ風呂健康法」からご紹介いたします。

導引の医学では、日本酒は気の流れを活発にする「気」をもつものとされています。
その日本酒をお風呂に入れることで、お酒の持っている「気血」の流れを活発にするという効能を、二日酔いなどの副作用がない理想的なかたちで利用できるのが酒風呂(日本酒風呂)です。

なぜサケ風呂はこのようにすばらしい効果をあげるのだろうか。
それは、サケの「気」が理想的なかたちで体に刺激を与え、人体の「気血」の流れを活発にするからである。

サケを飲めば、体が温まり、たいていの人は顔が赤くなります。これは、「気血」の流れが活発になるからである。
そのため、サケは適度に飲めば体を温め、精神の緊張を解き、昔から「百薬の長」といわれるように人間の体にさまざまなよい効果をもたらすことが知られている。・・・中略・・・お酒のもっている気血の流れを活発にするという効能を理想的なかたちで利用できるのである。