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5月5日 端午の節句

中国から伝わった風習として

『荊楚歳時記』に次のような内容が記載されています

「5月5日、これを浴蘭説といふ。四民並びに蹋百草の戯あり、艾を採りて以て人を為り、門戸の上に懸け、以て毒気を祓う。 菖蒲を以て、或いはきざみ、或いはこなとし以て酒にうかぶ」(守谷美雄訳注、東洋文庫)

ここに書かれているように 中国では5月5日は、艾(よもぎ)の人形を飾り、酒に菖蒲をきざんだり粉にして入れて飲み、毒気や邪気を祓ったということです。
ちまきを食べる風習も中国の風習で 楚の屈原(紀元前343~277)が5月5日に汨羅に身をなげて死んだことでその霊を弔うために、屈原の姉が餅をつくって川に投げ入れたことが、始まりといわれています。

艾人形を飾る風習は中世ぐらいまでは宮中でおこなわれていたそうです。

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