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離島の生きる道 with コロナ@離島・へき地で未来の医療体験記

こんにちは、前回投稿からはやくも2か月!しばらく投稿しなかいうちに、前回投稿した我が家の畑(↓の記事)はこんなことになりました!(※ほぼ嫁が世話してる、、) 娘はここから、まだ緑色のミニトマトを勝手に摘んで食べるようになりました・・食育ですね。

室原は海に潜ったり、SUPをしてみたり、タケノコ取りに行ったりと少しずつ島民レベル上げてます。念願の「自分の船をもつ」まで不断の努力を惜しみません。(※今は「中古の船あったら声かけてください」と言いまくってます)

さて、下甑島に来て2か月があっという間に経ちました!この2か月で室原はたくさんのチャレンジをしてたくさんの成功や失敗をした気がします。

個人的に一番勉強になったのは今回のタイトルの、『離島』×『コロナ』。幸いこれまで下甑島にはコロナ陽性者は出ていません。これって今後すごく価値がある事なんじゃないかと思いました。

残念ながら今後、日本の人口は減っていく方向のようです。この下甑島もどんどん人口減っていて、いま1700人。診療所だけじゃなくて、街中にも人が足りない状態。やっぱり人が必要です。どうすれば島に人が増えるか・・

ふと思ったのは、「コロナが落ち着いたら離島とか田舎に移住する人増えるんじゃないかな」と。少なくとも「コロナがないような田舎に旅行とか増えそうだな」ってことでした。というかむしろ、こっちにきてゆっくり疲れを癒してほしいなって思いました。

ニュースをみると、自分の友人も大勢コロナで大変な思いをしていました。

ただでさえ行くのが大変な離島に来てもらうには、そんな皆さんに下甑島の「ファン」になってもらう必要がありました。下甑の何の「ファン」になってもらうか。人、文化、自然・・・下甑にはいろいろありますが、今回は「めちゃめちゃ旨い鮮魚」でした!

理由は3つあって、1つ目は漁師さんが獲った魚が全く売れないという話を聞いたから。話によるとコロナのせいで鹿児島の市場が閉まって売る場所がないと。島にはコロナは来ていませんが、しっかりとその影響が来ていました。

2つ目は純粋にこっちの魚がめちゃくちゃ旨いから。ただでさえ旨い魚を漁師さんが丁寧に処理をしてくれて(神経締め、血抜き、さらにウロコ・内蔵を取り、希望者には3枚卸しまで(感激))。鮮度抜群!休業要請で居酒屋にも行けない時だったから、家飲みでテンション上がるおいしいつまみになってくれると思ったから。

3つ目は、例えば魚を捌くっていうのは普通は非日常だから、エンターテインメントになるかもと思ったから。コロナで気が滅入ってるかもしれない友達に、大変だけど楽しんでもらえるかもしれないと思ったから。

友達と一緒に30人ほどの友達にこの「めちゃめちゃ旨い鮮魚」をプレゼントしました。それぞれが得をするこの画期的システム。その結果は・・

こんな素敵な感じ(↑の写真)になりました!送ってもらったのは鯛とかムロアジ!写真は全部は入り切りませんでした。。送ってくれた皆さんごめんなさい。。

「こんな魚食べたことない、感動した!」「こんな魚送ってくるとか、初めてお前のこと凄いと思ったわ。」「3枚に卸してあってめっちゃ助かった!」「子供と一緒に捌いて楽しかった!」「子供がめちゃ喜んでた!」「こんなでかい魚どうさばくねん(笑)」「包丁ボロボロなったけど楽しかったわ(笑)」とかとか

更には「下甑にいくことが決定した!」「友達にも送りたいけん注文させて!」とまで!実際に注文してくれて、プレゼントとして更に新しい輪が広がりました!

この「めちゃめちゃ旨い鮮魚」は見事に友達を満足させ、漁師さんにお金を生み、下甑のファンを獲得することに成功しました。更に新たな輪を作る力も秘めており、この輪がどんどん広がってくれれば下甑のファンが増え、島に人が増えてくれる!はず。

そんな話でした!魚が欲しい人がいたらこちらまでお気軽に連絡ください!量とか値段とか漁師さんに聞いてみます!→ homa8914@gmail.com
新しい輪を!

まったく医療関係ありませんでしたが、以上!また報告します!
(↓今回協力してくれた漁師さんたち、かっこいい!)

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